今川家の内情が安定し、伊豆の戦火も落ち着いてきた。 勝千代改め孫九郎は、日々国内の政に邁進し、忙しい日々を送っていた。 その知らせは、梅雨入りも間近なとある日にもたらされた。 急使によりもたらされたその一通の書簡が、信濃での騒動の始まりだった。 「冬嵐記」「春雷記」に続く第三部です。 前作から二年後、数え十二歳の孫九郎視点でお話は進みます。 ★「冬嵐記」新紀元社モーニングスターブックス様より書籍化しています★
更新:2024/5/4
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私は竹丸。 平安貴族の藤原時平(ふじわらときひら)様に仕える侍従である。 時平様には溺愛する幼い姫がいて、いつもその姫のために頑張ってる。 (以下のあらすじは2024/4/29~掲載作品「狐狸の香木(こりのこうぼく)」についてです。) 届け物配達でミスがあったと責められたけど、ちゃんとこなしたハズなので絶対冤罪! ただの贈り物だと思ったけど、それが基経様の大事な政治的根回しだったというから大変! 朝廷の決定を左右してしまったらしい私のクビは果たしてつながるのか!? 時平様は今日も理性で本能を躍起になってねじ伏せる! (1話ごとに独立していて関連がほぼありませんので、どの1話でもお読みいただけます。)
更新:2024/5/4
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