旅人を守ることを生業とする者たちを護衛士と呼ぶ。 〈レイナスの息子〉の異名をとるアゼルもそんな護衛士の一人であり、毎年約束している〈早摘み〉の護衛に今年も北嶺山脈を訪れたのだが――。 この物語には竜や亜人は出てきませんし、魔法も存在しません。ましてや転生ものでもありません。 また世界を救う英雄の話でもなく、国家間の戦争を描いた壮大な叙事詩でもありません。 護衛士という仕事にまつわるミクロの世界を切り取った、地味ですが骨太のローファンタジーです。 登場人物にはそれぞれ確固たる信念があり己の正義があります。 本当の物語を読みたいと思っているあなたに届けたい小説です。
更新:2018/9/25
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小国から輿入れしたのは、手余し者と取り沙汰される末の姫。 ごくわずかな共だけを連れて、王の後宮へ入る。 したたかに好敵手を躱し、姫は見事に王の寵愛を得ることができるのか。 愛憎渦巻く後宮物語。 ……なんてことは横に置いといて。 王と姫、その後ろ側に控える人たちのお話。 不器用×不器用! 自分に厳しく他人に甘い!! ストイック過多、忠誠心高スギな人はお好きですか? わ た し は だ い こ う ぶ つ!!!!
更新:2019/9/29
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魅了の加護で、人を言いように操る姉。その加護を打ち破った人はいない。(※重複投稿作品)
更新:2021/4/19
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「結婚相手なら俺にしておけ」 ええと、どうしましょうかねえ、そう言われましても困るんですが。 あなたのことは嫌いじゃありませんよ?でも、ねえ。 とある神殿の巫女と護衛の、結婚に至るまでのあれこれ。話により視点が変わりますのでご注意下さい。【全五話】+後日談十話 ※以前別アカウントで連載していた話の、移行版です。 誤字脱字等の修正の他は、殆ど変わりありません。
更新:2014/5/18
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帰還して四年後、二度目の召喚されちゃいました。前回は錯乱して泣いたり暴れたりして逃げ回っていたから二年もかかったけど、今回は最初から真面目にお役目を果たして少しでも早く帰ります。
更新:2015/1/20
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逃げ延びたファンティーヌは焼け落ちる生家を遠く離れた丘の上から見ていた。 大切な物全てが失われた。そんな彼女を、逃してくれた護衛の男が優しく労る。けれど彼女はそれを拒絶した。 ずっと恋い焦がれていた男だった。 初めて見せてくれた優しさだった。 けれど、彼女にはもう返すだけの物が何もない。これから先足手まといになる女など、彼が背負う必要はないのだから。
更新:2013/8/1
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「婚約を破棄させていただきたいのです」 それは親しい人だけを招いた、私の卒業を祝う夕食の席でのこと。お祝いに欲しいものはあるかと尋ねられた私は、迷うことなくそう答えていた──。 自分の婚約者と妹が密かに想い合っていることを知ったシュタインベルク伯爵家の長女エメラルダは、婚約破棄することを決意する。 自らが我が儘な令嬢として振る舞うことで、この舞台から身を引くことを。 これは婚約破棄をした伯爵令嬢と、彼女を見守る護衛のお話。 前後2話完結です。
更新:2019/11/4
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とある国の小さな村に住んでいるリディアは数年前に母が死んで一人ぼっち。叔母に一度は引き取られたがあまりに邪険にされるので結局家に戻ったのだ。 初めて一人で迎える冬が近づき寒くなってきて、寒い長い時を越える準備をしなければならない季節。暖を保つための枝をせっせと集めた帰り道、リディアは足を滑らせ斜面を転げ落ちてしまう。 薄れる意識の中で聞いたのは春の風のように穏やかな声。 そして、次に目覚めたとき王都、王宮にいた。美形宰相によるとリディアはこの国の王の子どもだというではないか――。 小さな陛下 (即位前) が護衛にかくれんぼで勝てるように頑張りながらの日常。ほどほどに一生懸命な女の子とひたすらに彼女を甘やかす護衛のお話。 ※別に作っていた続編もこちらにまとめました。
更新:2018/6/17
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十歳になった俺に付けられた護衛は、漆黒の髪の美少女だった。 護衛のアキと俺のおまけ小話。アキの事を健吾が意識する切っ掛けになった出来事です。 ※短編『ビジネスライクな護衛』を読まなくても理解できると思います。
更新:2016/12/8
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