落ち姫は風に包まれてやってきて、風にさらわれていく。 べチルバード王国には、古代からそんな伝説がある。 国が淀みに包まれた時、落ち姫と呼ばれる女性が現れて危機を救う。役目を終えるとどこかへ消えてしまうという話だ。 今代の落ち姫・ツィスカリーゼもまた、役目を終えた後に消えてしまった。しかし──。 これは、ツィスカリーゼが消えた後にはじまる物語。 ※作中に登場する料理は、活動報告やTwitterにレシピをUPしていきます^^ ※途中でしばらく現代編を挟みますー!
更新:2023/8/8
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ラヴェンディア、もうすぐ十八歳。 家族のもとから逃げ出し、森の妖精魔道士の屋敷で家政婦をして五年目になる。 ところがある日、雇い主であるエリアルに突然求婚されてーー。 ラヴェンディアにもエリアルにも、じつはある秘密があった。 ※タグは念の為つけてます。 ※この作品単体で読めます。世界観の設定(文明とか日本っぽいものとか)は、他作品と同じ乙女ゲーム「十六王国物語」のものとなります。
更新:2023/5/7
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第一王女リュシィは、図書室の隅で震えていた。 婚約破棄をされて失意の中、次は謀反が起きた。城のあちこちで火の手が上がる中、侍女のシガーラが自ら囮となり、追手の目を逸らしてくれていた。大勢の足音が迫ってきている。 リュシィは自分の名を呼ぶ声に気がつく。秘密の書庫の大きな鏡から確かに聞こえた。 ついに扉が破られるというそのとき、鏡にもたれかかったリュシィは、そのまま鏡の中へと落ちて行った。それはまるで、城の窓から落ちたかのような光景だった。 目を覚ましたとき、リュシィは小さな屋敷で丁寧に世話をされていた。 目の前には、かつて親しくしていた少女にそっくりな美丈夫がおり、彼はなぜだか感激している。 そこは、千年後の世界であった。
更新:2022/8/4
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これは、木漏れ日の国と呼ばれ、森に囲まれたルスリエース王国の物語。 希少なジュエラベリーを日暮れまでに集めろと城を追い出された、新人侍女のララ。 それは無理難題であった。雨降る森の中で途方に暮れていると、ジュエラベリーがたくさん詰まったカゴを見つける。 その中には、手紙と、見たことのない素材の手帳が入っていた。ーーそれは、“前世”の自分の持ち物であった。 侍女の中でも底辺である黒侍女として蔑まれていたララだったが、取り戻した記憶を武器に、自分を、周りを、ひいては歴史までをも変えていく。
更新:2021/7/9
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その朝、砂の王国・サーブルザントに二つの星が落ちた。 それは第二王子のアイユーブが、異界の聖女召喚の儀式を行なっていた日であった。 一方、そのころ、とある場所では行方不明事件が相次いでいた。心霊スポットに訪れた大学生たちが、次々と姿を消していたのだ。そして、ある男が、執拗に一人の少女を探していた。 少女には、本人すら気づいていない大きな秘密があった。 ※現代の話と異世界の話が交互に進んでいきます。 ※ホラー要素ありです。 ※まきぶろ先生・琴子先生の「ヤンデレ推進委員会0531」参加作品です。
更新:2022/2/17
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ルルーはある日、婚約者であった王子に婚約破棄を告げられ、身一つで砂漠へと放逐されてしまう。その腕の中には、異界から呼ばれた、ミザリーと呼ばれる聖女が抱きとめられていた。 事前に異変を察知していた侍女のおかげでなんとか砂漠の秘密の隠れ家へたどり着くことができたが、そこで待っていたのは悲しい知らせと、受け入れたくないがどうにもならない提案だった。 再び王子と対峙したとき、ルルーはある道を選ぶ。
更新:2021/6/16
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ルゥラは物心ついたときから、塔の中に閉じ込められて暮らしていた。 毎日やってくる実母に会うだけの日々だったが、あるとき蝶を助けたら、それは世話焼きな妖精であった。 母の言いつけ通り、塔から出ようとしないルゥラに、妖精のポルカは「文通をしてみないか」と持ちかけ、勝手に手紙を持って来た。 その手紙が、ルゥラを変えるのだった。
更新:2021/8/19
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第一部、幕間、第二部(本編完)、後日談の構成です。 嫌いだと口にするたびに、好きになっていた。 ネージュニクス王国の第二王子・ジルベルトは、きょうも礼拝堂で懺悔と祈りを捧げている。 幼いころ病弱だったジルベルトは「はずれ王子」と蔑まれ、婚約者であるフルールしか話し相手がいなかった。ジルベルトはフルールを嫌っていた。 やがて、一人の令嬢に出会ったジルベルトは、恋に落ち、フルールに婚約破棄を告げる。ところが、一連の出来事は、王国に伝わるお伽噺の魔女伝説に深く関わっていたのだった。 ・本編完結済。登場人物設定や後日談を投稿中。 ・活動報告にて、設定資料集を更新中。
更新:2021/10/31
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新しい口紅をつけて家を出たその日、すみれは古書店で信じられないくらい美しい青年と出会った。 気がつくと連絡先を交換していて、しかも一緒に暮らしていてーー。すみれ自身もその暮らしも、大きく変わっていく。 -------------------------------- 菫の章 雛芥子の章 鬱金香の章 秋桜の章 終章 後日談・花水木の章 -------------------------------- ※R15タグは保険でつけています。 ※まきぶろ先生・琴子先生の「ヤンデレ推進委員会0531」企画への参加作品です。 ※本業が実用書作家なので、暮らしのヒントがひっそりと入っています。
更新:2021/11/11
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