宿場町で暮らす幼い子供の寿(ひさ)は、ある日、綺麗な紅い着物を着た多恵(たえ)という女の子と知り合う。裕福そうな多恵は親戚のところに預けられているらしい。家に帰りたくないと言う多恵を連れ、寿は沼の辺りに隠れるところがあると教え、多恵は足を滑らせて沼に落ちてしまい――。
更新:2022/11/25
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
フララス王国のドナドーニ侯爵家には兄のクラウディオ、妹のヴェルディアナという双子がいた。双子は嵐の海で難破し、流されてしまう。互いが死んだものだと信じた二人だったが案外早くに再会を果たす。ただし、少々ややこしい形で。これは二組の男女の四重奏。 ※シェイクスピアの「十二夜」のオマージュ(?)作品です。実際の「十二夜」はこんな話ではありませんのでご注意ください。 ※シェイクスピアの「十二夜」は原文で、Twelfth Night(十二番目の夜という意味)です。 ※魔法のiらんど様にも掲載中。
更新:2022/11/15
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
強大な魔力を持つ魔女、ルシエンヌは森の奥で暮らしていたが、ある日急に魔力を失ってしまう。力を持つが故に尊大だった彼女は、散々馬鹿にした人々からの報復を恐れて遁走する。魔法でなんでも解決してきたルシエンヌは、実は常人よりもポンコツであった。魔法が使えなくなったくせに自由すぎる魔女と、彼女と関わることになった人々の物語。 ※この作品は魔法のiらんど様にも掲載しています。
更新:2022/10/19
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
諸島の中心で、鎖国三十年を迎えた小国アリュルージ。開国に向け、近隣の国々の調査を始めることとなった。抜擢されたのは、軍師見習いユーリと、騎士リトラ。兄妹のように幼少期を過ごしながらも、成長して距離の開いた二人。そんな二人の、それぞれの想いは――。
更新:2012/12/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
地図の片隅にひっそりと存在する島国の集まり、ブルーテ諸島。その六つの島国の中で最大の国土を持つ軍事国家ペルシ王国。しかし、諸島情勢は移ろい、急速に力を蓄える他国間で敗戦を境にペルシの勢力は衰えつつあるのだった。そんな時代に、ペルシ王国には年の近い三人の王子がいた。第三王子は放たれた矢のような浅慮、第二王子は諸刃の剣のような冷徹さ。そして、第一王子は傷ひとつないまま居城に飾られた美しき盾と揶揄される。沈み行くこの国に相応しいのは、いずれの王子であるのか――。 ※目次のGIFアニメは結城様が加工して下さいました。ありがとうございます! ※サブタイトルの《》のみ挿絵ありです。
更新:2018/1/18
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
東吾(とうご)は信濃の武家に生まれついたが、幼い頃に江戸へ養子に出される。しかし、子がなかった家に男児が生まれ、東吾はその義弟に跡を託して隠居する。何物にも縛られず、執着せず、気ままに生きる東吾は大枚に化ける変化朝顔を咲かせて生計を立てていた。そんな東吾を周囲は『朝顔師』と呼んだ。ある日、その東吾が通いで雇っていた下働きの老女、舟(ふね)が暇乞いをする。家事のできない東吾は、舟が後釜にと据えた娘を渋々受け入れるのだが――。 ※アルファポリス様にも掲載中です。
更新:2021/12/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ある日、村にやって来た宦官の張円に見出され、唯真は後宮入りすることとなる。後ろ盾となる親族も、身を守る銭も持たない唯真の運命は?
更新:2012/11/20
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
メイドのリゼットは貴族の子息アダンに見初められるが、大嫌いなアダンに差し出されるのはまっぴらだと逃亡を計る。しかし、使用人仲間たちに騙され、逃げ場をなくしたリゼットはアダンの花嫁になることに。その結婚式当日、アダンは悪事を暴かれ、騎士ジスランに捕縛される。自由を手に入れたリゼットだが、同時に職も失い、行く当てもない。その時、たまたま居合わせたジスランの妹、ロジーナがあれこれと世話を焼いてくれて、リゼットはジスランの屋敷にしばらく滞在することになる。それでも、昔の仲間に騙されたことを忘れられず、いつか仕返ししてやると根に持つリゼット。 リゼットは、無事(?)復讐することができるのか――。
更新:2021/7/4
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ライシン帝国――そこは、魔術師たちが動かす魔術帝国。そのライシン帝国において、様々な超常現象を作為的に引き起こすことができる魔術には、魔力を持った魔術師の他に、魔術のもととなる『触媒』と呼ばれるアイテムが必要だった。それは、海の底に沈む真珠であったり、怪物の鱗であったり、断崖に咲く神秘の花であったり。これは、その『触媒』を入手する職種に就いた少年の話。 ※ノベルアッププラス様にも掲載させて頂いています。 ※改稿しました(2019年)
更新:2014/8/27
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
記憶を持たないまま寝台の上で目覚めた乙女は、護衛だという青年ルーシュイより、自分は鸞君(らんくん)と呼ばれる存在であると告げられた。この朋皇国(ほうしんこく)の皇帝の御世を支える力を持つとのことで、その務めに支障をきたさないように記憶を消されたのだという。自らの名前すら思い出せない乙女は、ルーシュイよりレイレイという名をもらう。ルーシュイはレイレイを大切に扱ってくれるけれど、優しい微笑をたたえつつもルーシュイは常にどこか冷めていて……。しかし、力に目覚めたレイレイはそんなルーシュイさえも振り回し、職務に励むのであった。 ※魔法のiらんど様にも掲載させて頂いております。
更新:2019/1/18
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。