魔王を倒したその日。 勇者パーティーの一人、アルヴィスは勇者の刻印を受け継ぐ。 そして勇者であるシュランは勇者の刻印を失い、魔王の刻印を発現させたのだ。 勇者と魔王は相容れない。 魔王と化したシュランが、勇者パーティーから追放されるのは当然のことだった。 しかし、アルヴィスは諦めなかった。 人々を救うだけでなく、唯一無二の親友も救い出してみせると。 例え、自分の身を犠牲にしたとしても。 「もう遅いんだよッ! 何もかもッ!」 「まだだ! まだ、お前は取り戻せる!」 それは歴史に語られることのない、勇者と魔王の、真実の物語。
更新:2020/12/26
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「クロウリー様。私は今でも、貴方をお慕いしております」 かつての婚約者であり、男爵令嬢だったフレア・キートゥスからの手紙は、そう書き始められていた。
更新:2021/11/3
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二十四歳。二十代前半最後の年。大それた恋愛を! などと高望みはしない。そんなことをして、上手くいった試しなどない。それでも神様。可能であれば、恋の神様よ。いたいけな少年(いや、もう明らかに青年か)に、どうか救いの手を。何かこう、向こうの女性も運命を感じてしまうような、唐突かつロマンチックな出逢いを。………無理だろうなあ。でも、ロマンチックではないけれど、気になる人はできました。ある意味、衝撃的。 これは、そんな彼と彼女の物語。
更新:2014/10/10
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草食性でも、肉食性でも、雑食性でもない。人肉食だなんて、それこそ鬼のような食性じゃないか。――羨望と失望が交錯した結果、少女の中に禁断が芽生える。友人の腕を持ち去ってしまったその日、少女は二人の高校生と出会った。
更新:2011/6/13
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『皆さん、見て御覧なさい! この幼稚な刺繍を!』 とある一件から引きこもりになった令嬢、ソフィー。 彼女は他人と関わる事を恐れ、屋敷の外に出る意欲を無くしてしまった。 自分には何の意味もない。 誰にも必要とされない。 そうして閉じこもっていた所に、暫くして一つの見合い話が舞い込む。 相手はかつての同級生、問題児と呼ばれた貴族令息だった。 「じゃあ、ちょっと縫ってけよ」 「……え?」 「意味がないかは、俺が決める」 これは挫折を味わった少女が、少々荒っぽい貴族令息に連れ出され、本当の幸せを見つけるお話。
更新:2022/2/13
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乙女ゲームの世界に転生した伯爵令嬢エリミアは悪役令嬢の取り巻きその二に収まった。自らも含め、登場人物は皆ゲームの設定通りの立ち位置に収まったのに、肝心の悪役令嬢、レアンドラだけはゲームと掛け離れた人格の持ち主だった。 え? 共にありたいなら破滅を覚悟しろ? 何でですか? え? 逆ハーエンドが良いって……。 どうしてですか? と言うか、逆ハーエンドってどんな結末なんですか? レアンドラ様。貴女の望みっていったい……? ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 本作品の作者はひねくれ者です。決してハッピーエンドには成りませんのでご注意下さい。
更新:2016/11/9
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『南柯の夢に入るとき』作成途中でムダになったネタの敗者復活版。 あんないいかげんな小説ながら、考証作業はそこそこやっているので、ボツになったウンチクもけっこうたまってきました。 完全な自己満足です(思いこみ・思いいれたっぷりの意訳つき)。 不定期に吐き出す予定。
更新:2020/1/16
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15歳の誕生日。 「触れた命を奪う」呪いに目覚めたオリヴィア・ザーヴァルド。 婚約者から婚約破棄され,両親にも見放された彼女は,レーヴェという不老不死の青年と出会う。 死を望んでいた彼女は,彼と共に歩むことで新たな人生を掴んだ。 だが,レーヴェは己の死を望んでいる。 永遠に続く生の中で,ただ黙々と自分の死を探している。 もし,近い未来に彼の死ぬ方法が見つかったら……? レーヴェの死に,僅かな不安を抱くオリヴィア。 そんなある日,オリヴィア達の住む別荘に一人の少女が現れる。 彼女はレーヴェの呪いを知った上で言った。 「レーヴェ様こそ,帝国の次期帝王に相応しいお方なのです!」 ※短編・侯爵令嬢「美しく死にたいの!」の続編です。 ※初見の方は,先ずはそちらをお読み下さい。
更新:2019/5/7
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