幽霊になった令嬢と、彼女を閉じ込めていた青年の話。 ※「カクヨム」にも掲載しています。
更新:2021/9/12
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王国ファーロスの第十三王女ルーチェは「白百合宮の眠り姫」という異名を持つ病弱な姫君として知られていた。王も兄たちもルーチェの将来には何の期待も寄せておらず、ルーチェは忘れ去られたかのような小さな宮の中で長い眠りを繰り返すだけの日々を送っていた。 ルーチェの唯一の心の拠り所は、眠り続けてしまう彼女のために祈りを捧げ、治療をしてくれる神官エトアルだけ。彼に抱いた叶わない想いに身を焦がしながら、今日も一時の逢瀬を楽しむルーチェだが――。 ※「カクヨム」にも投稿しています。
更新:2020/11/13
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美しい人間が揃うことで有名なベルテ侯爵家の令嬢セレネは、ある舞踏会の帰りに王子と公爵令息に捕まってしまう。セレネを囲い込もうとする二人に、セレネはひたすらに「小鳥が死んでしまうから、早く私をおうちに帰して」と訴えるが、二人は一向に聞く耳を持たず、セレネを我がものにしようと画策する。そんな二人に対してセレネが起こした行動は――。 ※「カクヨム」にも投稿しています。
更新:2020/11/20
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王国シュタールの王女エヴェリーナは、何百回と同じ時を繰り返している。始まりは決まって愛しいギルベルトとの婚約式の朝、終わりは彼と三年を過ごした冬にやってくる。三年目の冬に訪れる破滅を何とか回避して、二人で幸せになりたいと奮闘するエヴェリーナだったが、何百回という繰り返しの中でついに心が折れてしまう。 「私とともにある限り、彼が幸せになれないというのなら、今生ではもう彼に関わらないようにしましょう」 そう決意を固めたエヴェリーナは、愛するギルベルトとの婚約を破棄して婚約式から逃げ出す。誰より愛しい人との別れを嘆くエヴェリーナだったが、翳った目をしたギルベルトに引き留められてしまい————? 悲劇を繰り返す我儘な王女様と、愛を渇望する孤独な青年伯爵の歪んだ恋物語。 ※「カクヨム」にも掲載しています。
更新:2020/7/4
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表向きは伯爵家として世を忍ぶ吸血鬼一族のクロウ伯爵家に生まれた令嬢フィーネ・クロウ。 美しく優しい兄に溺愛される穏やかな日々を過ごしていたが、ある舞踏会で神殿育ちの公爵令息クラウスに正体を見破られてしまう。このままでは封印されてしまうと怯えるフィーネに、クラウスは妙な取引を持ち掛ける。その内容は「クロウ伯爵家の正体を秘密にする代わりに、俺と婚約しろ」という常識外れもいいところの契約で――? 血を飲めない出来損ないの吸血鬼令嬢と吸血鬼に復讐を誓う青年、そして妹に歪な愛を向ける兄が織りなす追憶の恋物語。 ※「カクヨム」にも投稿しています。 「カクヨム」に追いつくまでは一日に何話か投稿しようと思います。
更新:2020/6/18
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