テアには幼いころから仕えているふたつ年下のあるじがいる。綺麗で賢くて優れた魔法の才があって、美しい許嫁がいて、ことあるごとにテアを亡き姉の代わりとして扱おうとするひと。 彼女が使用人らしく振る舞うたび彼はこう言うのだ。 「でもテア、ぼくはきみにそんなことをさせたいわけではないんだよ」──これは、そんな彼と彼女のお話。 ※R15は保険です。
更新:2022/9/16
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物語がある。何度も何度も復活を繰り返す魔王と姫君の悲恋の物語。それは魔王が勇者に討たれて終わる物語だ。 これは百五十年の眠りの後に復活した魔王の城での、魔王と使い魔と前世の記憶など無い姫君の生まれ変わりの少女のお話。 ……ただし、魔王はなぜかアヒルだった。 *五話完結です
更新:2018/1/29
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父親である魔法使いに、カエルになる呪いをかけられ、運だめしの旅に出たカルラ。 おとぎ話と金髪の王子様に憧れる彼女の前に現れた『運命のひと』はしかし、おとぎ話も魔法使いも信じない上、黒髪で放蕩者の末王子だった。
更新:2019/12/30
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ベルタの義妹はシンデレラだった。それだけならいい。しかし残念なことに、それだけでなく前世からの親友だったから、ベルタは義妹のために森の魔女に会いに行くことにした。…………けれども魔女はとっくに亡くなっており、家いたのは弟子だったという魔法使いだけ。 とりあえずベルタは聞いた。 「ガラスの靴は作れますか」 ※2019/07/02大幅改稿いたしました。かなり内容も長さも変化しております。
更新:2017/9/16
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ミーネは記憶を無くして森を歩いていた。頭の奥ではずっと自分を呼ぶ声が響き続けている。 ……出会った森の支配者は、彼女が「最も大切な者」のためにここに来たのだと言った。
更新:2018/10/13
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三度の結婚に疲れ切っていた王女フルールは、四度目の結婚相手の国へ行く途中海に飛び込んだ。 その彼女の命を救った美しい魔物と、鎖をひきずりながら浜辺を歩く彼女に焦がれる皇弟と、彼女のお話。
更新:2018/4/19
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ケティがみっつ年上の彼と出会ったのは、九歳のとき。家に引き取られてきた彼は彼女だけにつらく当たり、どんどん世間から引き離していった。彼はいつも悪魔のように歪んだ笑顔を浮かべていて、そして……十五歳であっさり死んでしまった。十三年も前の話である。 2019/12/30 ご指摘いただいた箇所を加筆修正いたしました。ありがとうございます。
更新:2019/1/16
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幼い頃から自分が転生者だと知っていたユージェニアは、ここが乙女ゲームの世界だと気付き、その舞台の魔術学園に入学する。危険はないかって? 大丈夫。私は名前さえ無いモブ。画面に写ってないけど実はいたりする空気。 空気としてじっくりワクワク物語の進行を観察していたのに。ああ、なんてことでしょう。 まさかヒロインめがけて落とされた花瓶が、私の目の前を通過するはずだったとは。 これは、うっかり花瓶をキャッチしてしまったことから始まった、ユージェニアと十三歳の悪役美少年のお話し。
更新:2018/1/4
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エラの婚約者が学院から六年ぶりに帰ってくる。可愛い、小さなアンディー。けれど彼女の気分は沈んでいくばかりだった。
更新:2018/2/12
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