メーデーメーデー、こちらクラウディア・シルトクレーテにございます。ただいま死んでいると思われて棺の中に入れられ、葬儀を行われている真っただ中にございます。 届かないSOS。どこまでもくだらない理由で仮死状態になり、棺桶に入れられ運ばれる、そんな私の独り言。どうか聞き届けてくださいませ。 仮死状態になって目を覚ましたら棺桶のなか。そんな大公令嬢の独り言。 いろんな意味で箱入り娘(物理)の第二弾です。 箱入り娘(棺)は葬儀中。
更新:2016/6/23
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大切な奴がいる。だが自分では幸せにしてやれる気がしなかった。年下のファン、小春に懐かれ、気が付けば手放せなくなっていた画家、榎木津。最近笑顔に陰りの見え始めた小春が狸寝入りをする榎木津に、静かに話し出した 『幸せな恋は宝箱と共に』 http://ncode.syosetu.com/n1876dw/ の続きで、榎木津視点です。 もだもだ系いい年した男女
更新:2017/3/22
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気まぐれに山を降りては、麓で子供たちと戯れる。どれだけ仲良くしていても、皆七つになると私のことは見えなくなり、そしていづれ私のことを忘れてしまう。 世界が茜色に染め上げられた黄昏時、私はいつものように遊んでくれるような子供を探すために麓へと降りて行った。 そして私は一人の少年と出会った。 ****** 一人の神と人間の少年との少し不思議なほのぼのファンタジー。中編です。 3月19日より、毎日19:00に更新です ********** 最終話、トゥルーエンドを更新しました
更新:2019/3/6
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あと15センチ、足りなかったんだ。 親友のナツキは山の尾根から落ちて死んだ。あの瞬間ナツキは僕に手を伸ばしていたのに、その手は届かなかった—―――。 あれから10年、同じ場所で20歳になった僕は尾根に置かれていたノートに、不可解なメッセージを見つける。それはまるで死んだはずのナツキが生きて綴っているかのようなものだった。 死んだはずのナツキと残されたフユキ。届かなかった15センチと、もしもの話。 カクヨムに同時投稿中
更新:2017/7/9
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白猫は氷の伯爵と呼ばれるクラウス・イチェベルク公の愛猫である。伯爵は誰に対しても興味がなく冷たく、魔女に呪われたからだとささやかれていた。しかし愛猫、ぱいにゃんにはいつも優しかった。そんな折、ぱいにゃんは伯爵殺害計画を耳にした。猫のままでは伯爵を助けることができない。伯爵に恩を返すためぱいにゃんは黒猫に連れられ、西の魔女のもとへ――。 誰も愛せない呪いをかけられた伯爵の白猫と、西の森で暮らす魔女と一匹の黒猫の呪いと魔法のファンタジー (短編『ある伯爵の猫』の連載版です。) 1月9日まで連続投稿。 本編と番外編2話で完結です
更新:2019/1/9
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伯爵に飼われている一匹の白猫は、ある日主人を殺そうと画策する男たちの声を聞く。その話を伯爵にしようにも、彼には言葉が通じない。襲われる彼を助けようにも、小さな猫の身体じゃ助けられない。拾われ慈しまれた恩を返すため、人間となり伯爵を守りたい猫は人間になる方法を探す。そして一匹の黒猫と、西の森に住む魔女と出会った。 人になりたい白猫と、愛を知らない伯爵、願う悪魔と虚ろの魔女の、魔法と呪いのファンタジー。
更新:2018/5/21
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恋人はいない。でもずっと好きな人がいる。三十路を目前に、なあなあにしてきた画家、榎木津との関係について改めて考え始めた小春。そんなとき後輩からの告白という転機が訪れた。緩やかであいまいな幸せな日常か、現実的で堅実な未来か。 もだもだ系女子の恋の話 【画家】【歳の差】【もだもだ】 芸術家×一般人のもだもだ小説第二弾。(第一弾:私のグリム先生)
更新:2017/3/14
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彼女が俺を家に呼び、フルコースを振る舞うとき、それは大抵レパートリーが増えたとき、ストレスがたまったとき、寂しいときだ。だがどうも今日の彼女は違うらしい。 テーマ短編企画にこっそり参加させていただきます……。
更新:2016/8/15
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とある国の姫に仕える私は、段差に躓き持っていた姫様のアクセサリーをぶちまけてしまった!驚異的な反射神経でほとんどのものをキャッチしたのだが、一つのティアラがこぼれ落ち、どんなファインプレーが起きたのか、ティアラは窓から飛び立ち外階段を跳ね、芝生をコロコロと転がって言った。死ぬ気で追いかけるも追い付かず、減速しないそれは城の外へ。 追いかけて、追いかけて、そして池に落ちる姿を見送った。 絶望し、項垂れていると足元から声。 「お嬢さんお嬢さん、何か困りごとか?」 一匹の山椒魚が、つぶらな瞳で私を見上げていた。 お姫様が蛙に毬を拾ってもらった同日、とあるメイドは山椒魚に出会っていた。 『蛙の王子様』のパロディになります。 当初のテーマは『水槽が欲しい』でした。 アルファポリスで投稿したものです。
更新:2016/7/20
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