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作:海影

捨て勇者、魔王のもとへ

1.ふと気がづくと、偉そうな人たちの前にいた。その人たちはボクに隷属の首輪をつけて自由にしようとした。だけど、ボクのこの世界に来たときに得た耐性のお陰で、その効果はなく、連中が求めている能力もなかった。それで、わざと捨てられるように誘導してあいつらから離れた。そして、首輪をうまく魔物に壊させて、自由を手に入れた。だけど、ボクはどうしても知りたいことがあったんだ。あの時、一緒にいた友人の行方。それと、もとの世界に残して来たもう一人の友人のもとに帰る方法。それを研究しているのが、魔王領という、魔力が高い人たちが住んでいる、北の国。ボクは王侯貴族の裏で世界を実質経済で支配している買取屋の協力のもと、魔王のもとを目指すことにした。買取屋の情報によると、友人の一人はそこにいるようでもあったから。案内役の男女二人の仲間とともに、北を目指す……。まあ、この世界も悪くはないけどね。もとの世界では日の光に当たることすらできなかったけど、今はこの世界に来て得た能力で、多分、最強に近い状態みたいだから。ついでにボク個人の趣味の料理を広めながら、旅を続けてみてます。 2.私は探し続けていました。別行動をしている間に消え、行方不明となった最愛の人と私の片割れ。目撃した人によりますと、いきなり消えてしまったそうです。そして、二人を探し続けていた私もまた、二人と同じ世界にとばされたようでした。私を、そして、二人をこの世界に召喚したモノ。とりあえずすべて壊しましょうか?……出来ませんでしたが、二人の行方はわかりました。まずは合流することにしましょう。 3.合流しました。あとははぐれた聖者と合流だけだね。……もっとも、ボクは聖者と先に合流したかった。こっちはものすごっく過激だし、暴走する理由の一端はボク自身だから、止められる聖者にいてほしかった。仕方がないから、魔王の所にいる聖者に会って、元の世界に帰るかどうかも考えよう。 4.戦争が始まりますわね。世界を変える争い。ですがこちらには魔王様と勇者二人に聖者も降りますもの。必ず、勝ちますわ。

更新:2018/3/5

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作:おさむ文庫

勇者様は異世界転生が許せない! ~異世界侵略者を最強勇者が迎え撃つ!~

ーーこれは自らのニート生活を守るために戦う最強勇者の物語である ***** アレクはかつて世界を魔王の魔の手から救った最強の勇者だ。 彼は、魔王討伐の後に、山にひきこもってニート生活を送るようになった。 最強の勇者の力を余すことなく使って作り上げた結界のおかげで、山には誰も立ち入ることができない。 まさに一人きりの楽園が完成した……はずだった。 アレクが作った結界が、ある日何者かによって壊されてしまう。 アレクのことをよく思わなかった王子が、彼を殺すために異世界からアレクと同じだけの力を持つ人間を刺客として召喚したという。 アレクを殺すために次々とやってくる変な能力を使う異世界からの刺客。 かつてのパーティメンバーもあらわれて穏やかなアレクの生活を引っ掻き回す。 アレクの思い描いていた、理想のニートライフが崩壊の危機に陥る!! 「俺はただ、穏やかに暮らしていたいだけなんだ!」 己のニートライフを守るために、ついにアレクも立ち上がる……かも? 【最強×勇者×ドタバタコメディ】が幕を開ける!! ***** ブックマーク・ご感想・ご評価いただけると嬉しいです!

更新:2020/2/25

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