幼い頃に小説に魅入った宮本夏樹は、ごく普通の思春期を送ると裏でひっそりと万年筆を走らせていた。将来の夢からただの趣味へと変わったその創作活動は、幼馴染の百瀬さくらによって高校生活の一部となった。 教室と文芸部室。幼馴染と親友。物心ついたときから住んでいる小さな町。そんな狭い世界で送る彼の日常に異変が起こったのは、大学受験を控えた年のこと。 大きな桜の木のある近所の公園が住宅街の建設の為になくなってしまう。小さく狭い世界で生きてきた夏樹にとって、それが退屈なりにも幸福な日常を壊してしまうことになるのだった。
更新:2013/8/12
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目の前の起こる断罪劇。第1王子ガブリエルに婚約を白紙に戻されているのは、ロクサーヌの大事な親友、エリーズだった。 殿下の傍らには、ピピ・マルタン男爵令嬢が勝ち誇った眼差しでこちらを見ている。 友人としても仲の良かった殿下はもういない。 気が付けば、ロクサーヌの許嫁ルキウスも、殿下の側近達とそれに加わっていた。
更新:2021/12/10
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アクション乙女ゲーム『救世神子の虹模様』。それは、日本の女子高生『酒月 聖(名称変更可能)』が異世界『アヴァロン大陸』に、世界を救う神子として召喚された事から始まる。アクションゲームなのか? 乙女ゲームなのか? どっちがメインなのか分からない? 公式が迷子!と揶揄されながらも、相応に人気の出たゲーム……のはずだった。 グレイシアという少女に生まれ変わった花房 雫は、自身が前世でプレイした神子虹における悪役令嬢である事に気付く。そして、自分の恋を成就させる為、BADEND回避の為に、一心に婚約者の気を惹くものの、神子が有するチートの前にあえなく敗北。残された手段は、『他の転生者のチーレムメンバーになる』という最悪のものだけだった……。 『転生者』をはじめとした、複数の思惑が絡まる群像劇が幕を開ける。 (01/13改題)
更新:2017/12/31
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普通に生きていた時雨 秋人は、雨の日に現れる喫茶店『雨の日喫茶』という都市伝説の店に入った。 そこには不思議な雰囲気を持った画家の少女、岸井 一色が暮らしており、成り行きから彼女と共に盗まれた『異世界の龍の絵』を探す手伝いをすることになる。 絵の捜索をしている間に、描かれたものと同様の『異世界の龍』が現実に現れ、秋人は少女を襲う龍から少女を守り、支えていく。 龍との戦い、絵の捜索、他者との関わり、何気ない日常。そうしたことから徐々に一色は秋人に惹かれていくようになった。 人当たりが悪く誤解されがちな主人公が、その中にある優しさに気がついた美少女に惚れられる話です。
更新:2020/6/8
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機械生命体チェストが地球を侵略している世界で 博士って人がちょっと頑張って生き残るお話 強化外骨格みたいなのがこの世界の兵器だったり色々です
更新:2013/8/12
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毎日働いてばっかりで、肉体的にも精神的にも擦り切れ気味の主人公。このまま人生お先真っ暗なのかなーという諦めを持ち始めたら、本当にバッドエンドしてしまった。でもそれは主人公が原因で死んだわけではなくて……。 こんな理不尽認められるわけないだろう! 少し歪んだ性格の主人公は、強引な転移先の世界でも精一杯生きようとします。 ネジが一本ずれている?異世界?そんなの知らん、俺は俺だ!
更新:2018/7/17
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