ただの村人、クロス・ヴィッシュはどういう奇縁か勇者パーティーに入った。 そこそこ程度の腕しかなく、何一つ特別な力を持たない正しく凡人のクロス。 それでも、何故か勇者達はクロスを心からの仲間であると疑う事なく思っていた。 パーティーから追放など、されるわけがなかった。 外部の人間がどれだけ心ない声を叫ぼうと、どれだけクロスを排除しようとしても、勇者達はクロスを心の底から仲間だと信じていた。 だからこそ、クロスは自分が彼らの為に何が出来るのか常に悩み続けていた。 役立たずである事はどうしようもない事実だったから。 そして遂に……クロスは己が役割を理解した。 魔王が死に際に勇者に向けて魔法を放とうとするその瞬間に――。
更新:2024/5/14
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ドキドキするような、きゅんとするような句を毎日投稿してます。 読んだ人それぞれに思いを馳せて頂きたいので、短歌の説明はあえて書いておりません。
更新:2024/5/12
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時代は昭和、平成、令和と次々に流れて行き多くの科学技術が発展し、遂に人類は空飛ぶ自動車や月旅行が行えるまでに進歩した。そんな時代の日本では科学技術を結集させ、人類をより進歩させるために莫大な費用をかけて山奥に「技術都市」を造り上げた。この都市では全国から集められた新世代と呼ばれる優秀な若者に、特別な薬品を投与する事で、その時までただの幻想であった「魔術」を生み出した。そしてその者たちは魔術を扱う者として「魔術師」と呼ばれる新たなる職業を確立したのであった。魔術師の力は人類に未曾有の大進歩を与え、世界を一新したのである。この物語はそんな都市と世界で一人の少年―――堀野薊(ほりのあざみ)が経験した奇妙でコミカルで残酷な物語である。
更新:2024/5/13
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