「……嫌なんですよ! 幽霊だの鬼だの! あんな得体の知れないもの怖いでしょう!?」 「……なんためにそんなに身体を鍛えているのよ!?」 花守と呼ばれる役目をこなす香雪には近頃悩みの種があった。 都の邪気が増えているせいで、花が育たなくなってきていたのだ。 原因は幽鬼狩りの役目を継いだばかりの冬家の青年・青雲がヘタレだから……!? 文句を言いに行っただけなのに、なんだかんだと香雪は青雲の幽鬼狩りのフォローをすることになってしまったけど……「わたし、男が大嫌いなんだけど!」 凸凹コンビによるほんのりシリアスほんのりドタバタ(?)な中華風ファンタジー。
更新:2019/10/30
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俺、楠木立樹(くすのきたつき)は、IT系企業のR&D部門に所属の社員。 今年の春で三年目、そして、新入社員の教育係を任される事になり、割と順風満帆だ。 最近の俺には少し悩みがあった。新卒社員の一人、富島由紀子が何度もデートに誘ってくるのだ。 恋愛的な意味でなのか、先輩社員への憧れなのか、付き合いの長さ故か、それがわからない。 充実しているけど悩ましい日々を過ごしているある日、彼女が言った。 「今度、デートしません?」と。 これは距離を詰めてくる気だと直感したけど、しかし、俺には理由がわからない。 断る理由もないので、承諾したのだけど、デート当日、彼女はやたら気合を入れてきてー? これは、ずっと腐れ縁だった、二十代の俺たちの、ちょっと甘酸っぱいかもしれないお話だ。
更新:2021/6/24
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勇者によって魔王が倒されてから、10年。 世界は平和を取り戻したが、魔王軍残党たる魔族、魔獣、魔妖の類は統制を失って野生化・山賊化し、今なお人々を脅かし続けていた。 そんな魔王の“遺産”の始末を、金で請け負う者たちがいる。 かつて勇者にならんとして、果たせず挫折した中年男。 卓越した剣技を誇るも、生まれてくるのが遅すぎた女剣客。 魔王の邪悪な血より創られし、呪われた天才少女。 歴史に名を刻むでもなく。人々の賞賛を受けるでもなく。煌めく伝説の裏側で戦う名も無き狩人たち。 ひと呼んで――『勇者の後始末人』。 ※「NOVEL 0 大人が読みたいエンタメ小説コンテスト」 週間ランキング4位に入りました! 中間選考を突破し、最終選考に残りました!!
更新:2023/1/6
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マリアラは孵化して一年足らずの見習い魔女(仮魔女)。正式な魔女になるための試験は、遭難者を救出すること。“遭難者”に指定されたのは、今は疎遠になってしまった友人だった。 再会した二人は協力して試験合格を目指すが、そこに“狩人”が来て、その上山火事、更に魔物まで現れて―― 非力な“仮魔女”が相棒候補の三人の協力を得て友人を無事に下山させることを目指す、異世界お仕事奮闘記。喋って踊る箒に違和感のない方向け。
更新:2023/9/5
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俺、神越 仭(かみこし ひろ)が働いているファミレス、トワイライトガーデン。 学校からも近くて、ドリンクバーだけで何時間居座っても追い出されることもない。 出て来る料理はどれも旨いし、メニューも豊富で言うことはない。 この店は客入りも多いし、地域でも評判の人気店だ。 ただ、ある日突然、この店が閉店の危機にあることが店長から明かされる…… 果たして、閉店の危機を乗り越えることが出来るのか? 変わり者だらけのレストランが開店以来最大の危機に挑む!?
更新:2021/11/2
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元転生者で元魔王の主人公は『転生セラピー』と称して人々を転生体験させる会社に勤めていた。 夢も魔法もない社会で勤労に励むある日、主人公を魔王時代の名で呼ぶ少女が現れ新人として育成を任される事に…? 異世界転生《テンプレ》と呼ばれる物語はどうやって生まれるのか。 物語にはプロローグとエピローグがある。 これはその両方に携わる元転生者の日常の一部である。 「ドラゴン好きな人いる? 〜災竜の異世界紀行〜」 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885726684 ↑これに飽きて気晴らしに書きました。
更新:2019/8/30
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