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作:3人目のどっぺる

冥界のあかり 〜現世と冥界が混じる混沌世界にて、普通に生きたい少女とそれを叶えたい少年の物語〜

★あらすじ★ 「大崩落」と呼ばれる災害により、現世と冥界の境目が歪んでしまった世界。 「特務庁」と、そこに所属する「特務官」たちは、「骸」と呼ばれる冥界の魔物を日々追跡し、討伐することを任務としていました。 そんな世界で、14歳の豊穣(ほうじょう)あかりは、できるだけ普通に生きたいと思っている女の子。冥界とか、骸とか、特務官とか、そういうものにはなるべくなら関わり合いたくないのです。 けれどもあかりの母は最強の特務官。そしてあかり自身も、並外れた骸の追跡能力「SSS級視覚系感知」と、絶対防御「特殊封印」の技術を持っていました。 「特殊な才能を持ってる人間は『普通』に生きようとしちゃいけないの?」 そんなことを言いながらも、基本的には友達や家族想いなあかり。 危険な骸の痕跡を見つける度に、特務庁に通報を入れてしまうし、友達に何か頼まれると断れない。 さらには幼馴染のたつきが「特務官になる」なんて言い出してあかりの普通はさらに崩壊していきます。 そしていつしか、関わりたくないはずの冥界関連の事件や特務庁に、どっぷりと関わっていってしまうあかりなのでした。 あかり視点と、たつき視点のエピソードがあり、男女ダブル主人公的な感じになっています。 ★一言★ ダンジョンは出現しないし、異世界転生もしません。 主人公も、わかりやすいチートスキルとかは持っていないです。ざまぁやお約束系の要素は、なるべく盛り込んでいきたいです。 「いいね」「ブクマ」「評価」「感想」など、なんでもお待ちしておりますm(_ _)m

更新:2022/2/25

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作:あんのうん

ガーフィールド辺境伯伝奇譚

──六百年近く経つ今も謎に包まれている、このガーフィールド伝説の大本とも言えるガーフィールド辺境伯邸の怪事が起こる前夜、邸内に於いてガーフィールド辺境伯の私室から唸り声とも付かぬ魂切るかのような奇怪な叫び声が聞こえた、と言う使用人の証言が記録として残っている。またこの怪事と関係しているのかは判らないが、一人の使用人の行方がわからなくなっていると言う記述もあるが、これは市井の噂話の域を出ない事から信憑性に関しては疑わしいと思われる―― 「中世期イングランド王国の習俗から見るガーフィールド伝説」(2002、弥栄正秀著) 時は百年戦争、フランスとイングランドが骨肉相食む泥沼の戦争をしていた頃、歴史から隠された一幕があった。 イングランド貴族ガーフィールド辺境伯家――譜代の貴族では無い成り上がりであったものの、戦功著しく武名により一時期は辺境伯として叛乱分子渦巻くスコットランドを統治した偉大な貴族家であった。 だが、その名誉アル家は或る一夜を境に忽然とあらゆる歴史から姿を消し、一部の地域で曰く付きの胡散臭い伝承として語られるに留まる事となる。 惨劇の館、呪われし一族――伝承でのみ語られるガーフィールド辺境伯家とは何だったのか。 夏のホラー2013に参加しております。

更新:2013/8/7

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