女は傭兵で、男はれっきとした軍人であった。しかし彼らは、恋人であった。 ――「剣姫」と呼ばれる女傭兵 華奢と思えるはずの身体で身の丈以上の長剣を操る女。今現在彼女がいるは、ガルローザ国軍第三大隊。 国境を競り合う戦いに身を投じている兵たちの中に、彼女は茜色の髪艶やかに臆することなく立っていた。 女が傭兵をする理由。 男と傭兵たる女の関係の行方は、ある日の終わりに展開する。 (カクヨム重複掲載)
更新:2016/11/8
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地方貴族の娘ルキアは跡継ぎとして育てられた。だが、行く末を案じた父の命令で王都の貴族との縁談が決まる。見捨てられたと感じ、失意のうちに王都へ発つルキア。みずからの選ぶ道が王都へは通じていないとも知らずに──
更新:2016/6/22
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公爵家の娘であるフィリアーナ・レイナードは、魔術師としても名門の家系として知られている。 そんな彼女は周囲の者と対等であるために護衛がつくことを嫌っていた。 そこで、別の大陸で傭兵として名を馳せた青年――イルト・ワイティスに依頼がいく。 フィリアーナの護衛となるためにイルトが取った行動は『告白』だった。 学生レベルの告白であれば軽いもの……そんな風に聞いていたイルトであったが……?
更新:2020/5/26
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人は捨てた――剣と盾を。それに勝る力を手に入れた世界は、近代化への道をひた走っていた。そんな時代、文明の最先端を行く国の首都の下町で、こんな看板を出している店があった。『万屋カーシュナー、ただし荒事却下』。「今日はどんなご依頼でしょう。魔物の討伐? すいません、却下で。ええ、万屋ですがなにか?」「ちゃんと働け真面目にっ!」。怠惰だけれど凄腕技術者と、彼に拾われた『剣を捨てられぬ』男。とことんほのぼの、たまにシリアス。でこぼこコンビの万屋生活。※1話完結オムニバス形式です。
更新:2015/1/25
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リュディガー・ファウルシュティヒ、年齢124歳、性別男、職業傭兵。長いこと独り身を貫き通してきた傭兵の俺はある月夜の晩にケイサツカンと名乗る不思議な女と出会った。しかもその女、どうやら訳ありらしい……。相変わらずのおっさんスキー。異世界トリップ恋愛ものです。 阿野根の作者様の『パーウェーナ世界』の世界観をお借りしたコラボ作品です。『守護戦士見習いのあれやこれや(仮)』のグーレラーシャ傭兵国を舞台に活躍する登場人物と絡みながらドタバタ恋愛劇を展開していきます。
更新:2016/2/21
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我が家は代々変な人間を輩出している。私の兄は戦鬼、妹は剣鬼と呼ばれて、国のあちこちで活躍している。しかし、そんな二人を兄妹に持つ私は、ごくごく平凡な農民だった。 ※カクヨム様にも掲載しています。
更新:2020/9/8
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生きるため、傭兵に身をやつしてきたエセルは、死を間際にして友ユグノースのことを想った。固い友情で結ばれていたはずの友は、突然「死ぬのが怖くなったんだ」と告白すると姿を消してしまった。あの時追いかけなかった己を恨み、激しく後悔しながら意識は断ち切られた。目が覚めると、エセルは見慣れた街並みに立っていた。混乱するエセルに声をかけたのは、ディンフェストと名乗る神族だった。ここは過去だとディンフェストは告げた。友に別れを告げられ、呆然と背中を見送っていたあの日だと。エセルは友の背中を追いかけるため、謎の神ディンフェストと過去を変える旅に出る。
更新:2010/10/2
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愛する者の為に戦い続けた男は、よりにもよって愛した少女に裏切られ、命を散らした。 ——そして、再び目覚めたら、女の子になっていました。 前世の記憶を維持したままのTS転生に、なんじゃこりゃーとなったが、現世の父親に絶縁されました。 悪魔の子だってさ。 けれども、前世の経験が今世の命を繋ぐのだから、結果オーライ? 母親は愛してくれたが、やさぐれ度はMAX。 愛だの恋だのくそくらえっ! 今度は、剣の道に生きてやる!! ——と思っていた頃に—— Copyright © 2016 詞乃端 All Rights Reserved. *マグネット!・ノベルアップでも投稿中です。
更新:2016/2/11
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