北西の国のお姫様と大陸中央の王子様のちょっとした物語。 ここは西の地、大蛇連合国にある国の一つ。 流星国のルビー、ことアンリエッタ・ハフルパフは困っている。 「ああ、ルビー。怪我をしていないのにその足の動き、私に抱き上げて……。いや、私の背中を踏んでマッサージしてくれるつもりなのか? 実に気持ちよさそうなヒールの形に……」 そう告げたのは白銀月国第2王子のエルリックだ。 「こ、この変態王子! 向こうへ行って!」 「踏んでくれないならせめてビンタ……」 「いやあああ、来ないで!」 色男が台無しな恍惚とした表情のエルリック王子が早歩きになり、アンリエッタ令嬢が身を竦めてドレスの裾を持ち上げ、両足で走り出した——……。
更新:2020/9/13
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公爵令嬢とその侍従。主従の関係を経て、二人は誰もが認める親友となった。 かつての侍女は冬の庭を眺めながら、己の人生を振り返り微笑む。そして彼女は筆をとった。彼女には、唯一無二の親友にどうしても伝えたいことがあった。 ーーー拝啓、親愛なるメル。そんな言葉から始まる、彼女の告白。 彼女は、手紙に願いを、祈りを託した。 皆等しく終わりはやってくる。だけど、永遠だってきっとある。二人の友情は、未来に希望を残した。 ✳︎前作「親友への手紙」のアンサーストーリーです。
更新:2018/3/7
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私、オリヴィア・キャンベリアは幼い頃から抱える問題がある。その問題と言うのは。ありとあらゆる同性に、女性に好かれてしまうこと。気づけばほぼすべての女性は私の虜となっている事である。一体全体何故なのか、私にも理解できないが、私は「全ての女性をメロメロにしてしまう特殊体質」らしい。 あぁ、何が嬉しくて、この現実を受け入れることが出来ようか。いや、受け入れることなどできない。この体質のせいで、婚約者も友達もできない。何とも悲しい人生なのだ。良いことなど1つもありゃしない。あぁ、せめて私のこの体質が効かない、そんな女性が現れたなら………是が非でも友達にして見せるのに。 あぁ、友達が欲しい!! *百合ではありません *恋愛要素は少し先になる予定です。
更新:2016/11/17
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不定期投稿です。 公爵家に産まれたのは不吉な双子。姉妹の妹であった主人公は当主の決定により呪いの子として捨てられる事になる。そこでドラゴンと出会い、旅に出て、幸せってなんだろうなぁと思いながらスローライフを夢見て奮闘する話。のはず。 主人公はなんだかんだと言いながら問題に巻き込まれる予定です。 初めての小説なので生暖かくお願いします。自分では残酷な表現はしていないとは思いますが、人によりけりですので「残酷表現あり」としておきます。
更新:2016/11/14
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隣国の王女との婚約を破棄し、男爵令嬢と婚約しようとした阿保王子、エリオ。 しかし、彼女は自身は男爵令嬢ではなく男爵だと言う。さらに、それは世を忍ぶ仮の姿で… カクヨムにも同名の小説を掲載しています。
更新:2021/11/6
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賢者や魔王が実在する世界。森で骸骨に破滅宣告をうけた公爵令嬢のアンジェラは、実際に王太子から結婚破棄もされ、身に危険が迫っていることを自覚する。 破滅フラグを回避するには真実の愛を取り戻さなくてはならない。アンジェラは取り巻きの伯爵令嬢たちを使って状況の打開を画策するのだが、裏目に出てしまい悪役令嬢のレッテルを張られた挙句、投獄されてしまう。 王太子と新たに婚約したのは、セリアという平民出の男爵令嬢だった。だが、その正体は魔物であり、王太子を虜にし、公爵家を亡ぼすどころかこの国を乗っ取ろうとしていた。 運命に導かれていくアンジェラ。語りは一人称で、コメディータッチ。最後はハッピーエンド。まじめで、前向きで、ちょっぴりおバカで、おちゃめな悪役令嬢の物語。
更新:2021/12/10
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あの夏の日、アンリエッタ・シャルマン公爵令嬢は恋をした。 国一番の美男、ローゼンシュリハルト・フォバッツア騎士団長にである。 そんな彼女の恋をつらつらと書いたお話。 公爵令嬢フローラ・フォルダンと美男騎士団長様と7つの聖剣 破天荒の勇者ディオン皇太子と13本の聖剣 に出て来るアンリエッタのエピソードを一つに纏めました。
更新:2021/9/19
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【PASH!ブックス様より1巻書籍が7/2に発売】 「もってあと半年でしょう」 頭が真っ白になった。アリエア・ビューフィティはあと半年で死ぬらしい。アリエアは公爵令嬢で王太子の婚約者だ。ただでさえ余命が半年だと宣告されて頭が追いつかないのに、ある日アリエアは見てしまう。婚約者である王太子と、見知らぬ令嬢がキスをしているのを───。 絶望の縁に立たされたアリエアは王太子の命で誘拐されてしまう。捨てられたのはみしらぬ人売の地だった。 そこでアリエアはライアンと名乗る謎の男に会う。 ライアンはアリエアに言う。 「世界を救う旅をしないか」 と───。 これは余命幾ばくかの公爵令嬢アリエアが記憶を失いながらも生きながらえようと足掻くお話 *R15は保険です
更新:2022/8/27
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少し世間知らずな公爵令嬢と、その公爵令嬢に一目惚れし、両思いだと勘違いしたまま求婚してしまった勘違い王子様。短編「公爵令嬢と、勘違いな求婚者」の直後の話です。
更新:2014/10/4
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