平安と称される御世‥‥‥中納言の父を持つ三郎太は寝殿に呼ばれる。 そこで父の命令で友達になった少女は、隣家である内大臣家の三の姫だった。男の子として、彼女と友達になれ‥‥‥そんな無理な命令に、自分の先行きを冷淡に見つめていた三郎太は、この先ずっと深窓の姫君として屋敷の内に閉じ込められるだろう彼女のことを思い、せめていい思い出を作ってあげようと手を差しのばす。 舞台は平行世界の平安時代中期。遠い親戚にあたる少年と少女の物語。(完結) 【月の都シリーズ】
更新:2010/2/17
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~治癒も回復薬も効かない魔力なしですが、今日も元気に生きています~ 世界でたった一人、魔力なしの女の子ルーツェレア。治癒術すら作用してくれないヘッポコぶりを何とかしようと、大魔術師との接触を目論む。 しかし、ルーツェの周りではおかしな事件が立て続けに起き、それどころではなくなってゆき――!?
更新:2020/12/31
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「俺はもう成長した普通の男だ、そんな相手に迂闊に関わろうとすれば、どういうことになるか分かっているだろう」 再会するはずのなかった娘の身体を壁に強く押し付け見据えながら、青年は一言そう言った。 叶わぬ結婚の約束の証を携えたまま成長した明晰な軍人の青年シンは、その誓いゆえに苦渋し、足掻きながらも生き続けていた。 やがてシンは自らの意志とは裏腹なまま、激化する内戦に飲み込まれていくさなか、たった一人の忘れえぬ存在であった少女マリーと再会する。 マリーが変わらず自分を想い続ける涙に、凍りついていたはずのシンの心は次第に揺れ動いていく。最終章、ようやく想いを確かめ合ったふたりは最後の決断の地へと向かった。 第9回ネット小説大賞一次選考通過。
更新:2016/9/13
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1851年8月。クラレンドン伯爵を伯父に持つ16歳のフェリシアは、父親から見合い話を知らされる。念願のクィーンズ・カレッジ入学が決まった矢先で、相手は東インド会社のインド駐在員。見合いをすれば即結婚させられてインドへ行かされると思い込んだフェリシアは、兄の親友でロンドン大学の医学生でローズベリー伯爵家の四男エルバートに駆落ちの相談をした。目的地は駆落ち結婚の聖地であるスコットランドのグレトナ・グリーンで...。
更新:2014/1/1
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ラバーレ伯爵令嬢マリー・ルー・フレサンジュは、滅多に外泊を許可しない堅物の兄エクトルが、叔母の屋敷を訪ねることを勧めてきたことについて疑問を抱いていた。兄が隠している恋人が現れることを期待して、秘密裏に屋敷へと戻ったマリー・リーは、使用人たちを丸め込んでメイドの格好をして兄の様子を覗うことにするが……。
更新:2014/1/4
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「長きにわたる戦争をやめたい」そのために魔王を呼び出したカルオ。だが、魔王は戦争をやめさせたくばそちらの姫を王子と結婚させると言う。姫はそれを受け入れ結婚する。王子と姫の未来はいったい?
更新:2011/1/14
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時空のひずみにより人間界に行ってしまったルーン、そこで彼女は一人の青年と出会い恋をし、色々な人と出会う。そんな中彼女たちの事をよく思わない者達や彼女たちの敵となる者達と二人は戦う、二人の運命は!
更新:2010/12/31
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高校二年生である遠藤香穂は、クラスの中心人物である水谷茉莉絵のグループからいじめを受けている。周囲に打ち明けられず孤独な香穂を癒すのは母の遺した少女小説と、「フェアリームーン」というアプリ内で知り合った「ジャスミン」。ジャスミンからは自らが同性愛者であることを告白され、互いに悩みを共有し合っている。 そんな折、ジャスミンと実際に会う約束が取り付けられる。待ち合わせ場所へ向かった香穂を待っていたのは、茉莉絵であった。 ※極一部にそういった描写があるため、ガールズラブタグを設けました。物語の本筋には関係ありません。 ※いじめや若干の性的な描写があります。 ※他サイトに別名義で投稿済みです。
更新:2016/5/8
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「セリン。君は僕とひと月後に心中する運命にあるんだ」 神官見習いのセリンは、突然皇子であるアスランからそう告げられた。そして何故かセリンの上役で最高執行官であるユスフの婚約者にされてしまう。 訳が分からず戸惑うセリンだったが、次第に婚約者のユスフと打ち解け始める。 そんな日々の中、とうとう皇子の約束した一月後がやってくる…… 第170回コバルト短編小説新人賞最終候補作品です。 ようやく自分のへなちょこさを認められるようになりましての公開です(笑) 皆様の愛の鞭をお待ちしております。よろしくお願いします!
更新:2014/6/28
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