かつて、彼は笑いながら言ったのだ。 『花が好きなんだ。――この土地に、種を植えたいんだよ』 それは呆れるしかない夢物語にしか思えなくて、 けれどまっすぐで、迷いのなかったその瞳に――少女は一瞬で恋をした。 六歳年上の青年に恋をした少女は、青年が育てる「花」に思いをはせる……。 異世界ほのぼの片思い(?)ストーリー短編。
更新:2017/7/8
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旅人・トオマは、宿で目を覚ます。彼は眠りの海を渡るために、海のそばで宿を営む魔女・アナの仕事を手伝っていた。渡ろうとするものは永遠の眠りにつくといわれる海の秘密を、アナは知っていた。
更新:2009/4/15
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「約束の音色亭へようこそ!長旅だったみたいですね、ごくろうさまです。この街は初めてでしょう?……はい。だって、お見かけしたことがないから。わたしはネネムです。待ち人の登録簿を預かってます。――お客さんのお名前も聞いてていいですか?……ありがとうございます。いま、飲み物と食べ物を運ばせますね。――品書き?ありますけど、お薦めのものをちゃんと用意して持ってきますから、好きなところにかけてお待ちくださいな!」
更新:2008/10/21
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僕は旅人。鉄道であちこち旅をするのが趣味。決められたレールの上でも様々な出会いも別れも不思議なこともある。これは桜の木に惹かれてふらりと立ち寄った田舎のある駅での出来事
更新:2017/4/28
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和風ファンタジーな異世界が舞台。何の変哲もない町で旅人が出くわした、とある小さな怪異の話。作者がビビリなので、大分ぬるいホラーです。いつか連載化したい。
更新:2016/7/7
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十年以上好きだった相手に失恋した後ローラはなかなか次の恋ができず、気づけばすっかり婚期を逃してしまっていた。 幼馴染のグリッドはずっと傍にいてくれるけれど「いつまでも待つよ」という言葉だけでなんの行動も起こさないから、彼が本当に恋愛感情を持っていているのか、ただの同情なのか分らずにローラはいつもやきもきさせられる。 「こんな状況いつまでも続けていられない!私だって人並みに幸せになりたいし、子どもだって欲しい」 焦りつつなかなか素直にも、吹っ切れることもできないでいるローラとグリッドに転機が訪れる。 これはきっと最後のチャンス。 最後の一歩を踏み出せない適齢期をとっくに過ぎたいい大人が繰り広げる恋愛物語。 ※「運命の扉は二度開く」に出てくるローラとグリッドのその後のお話です。前作を読んでいなくても大丈夫な……はず。
更新:2017/5/15
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旅人トューカともふもふさんはある冬の森を歩いていました。 もふもふさんの温もりに包まれながらはるか遠い南の海に思いを馳せていると、どこからか泣き声が聞こえてきて…… みんな違うことの大切さを再確認させてくれる、ほっこりほのぼの童話シリーズ二作目です。 ※人によっては差別的だと感じる表現がありますが、予めご了承ください。
更新:2021/8/19
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それは季節の廻る国でのお話。 冬の女王とある旅人のお話。 優しい風が吹いた時、きっと奇跡が起こる。 そんなお話。 3000文字程度の絵本イメージの短編童話です。 ちょっとした気分転換にどうぞ。
更新:2016/12/4
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