日本最古の物語、竹取物語をかぐや姫の一人称で画く。月から遣わされたかぐや姫は、何百年も竹の中で己を見つける者を待っていた。しかし、いつまで経っても来る者もいない。諦めかけた時、目の前に日の光が刺し──
更新:2021/12/28
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むかしむかしあるところに、双子のお姫様が住んでいた。 二人は顔かたちこそ同じだったが、姉は何かと不器用で、おいしいところはいつだって妹にすべてもっていかれていた。 さて、そんな双子のお姫様が年頃の娘になった頃のことだ。 海から恐るべき蛮族がやって来た。彼らは河をさかのぼって都に進撃し王城へ攻め寄っていた。 創作文芸系同人誌即売会イベントで無料配布していたものです。配布終了にともないましてWebで公開します。
更新:2017/2/13
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戦乱の大陸を捨て海に漕ぎ出した張旦は、東海の倭国に流れ着く。その地を治めていたのは若き聡明な王「イズモタケル」だった。彼の治める平安なるイズモの地でひとときの安息を得た張旦だったが、そのイズモにも戦火が迫る。大軍を率いてやってきたのは大国ヤマトの皇子「ヤマトタケル」だった。 『古事記』に語り継がれるイズモタケル伝説をもとに、古代日本を描く長編大河ドラマ。
更新:2016/12/17
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平成最後の夏、東堂渉はダリアと東京・日比谷公園にて再会する。 ダリアに会うたび思い出すのは、家族の面影と愛した人、そして渉が「人ならざるもの」に生まれ変わったあの日の記憶――。 平成と日露戦争末期の東京を舞台に、異色の吸血鬼譚が幕を開ける。 初出:『吸血鬼作品集 VIAGGIO NOTTURNO』、2019年1月20日発行 注:作中の時代性を表現する目的で、一部現代では不適切な語句を使用しております。
更新:2020/8/22
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※ 歴史ファンタジーです ※ 戦国末期、奥州から天下を睨む一人の若者がいた。そしてその傍らには影の如く寄り添う男が---。互いに龍をその身に宿す主従の絆の物語。 ※ 設定はファンタジーですが、事件等については実際の史料を元に、限りなく史実に近づけていますので、大河ドラマより地味(?)かもしれません。(笑)
更新:2020/3/4
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大の桜好きで有名な貴族・成範は、たったの七日で散りゆく花の命の短さを儚み、とうとう祈祷に手を出した。 その様子をこっそりと伺う、一人の天女に気付くこともなく……。 能の演目『泰山府君』のオマージュです。 同題異話参加作品。
更新:2019/3/5
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昔、寝太郎と呼ばれる男がいました。干ばつで村が大変なのに、昼間から眠りこけて、怠け者だごくつぶしだと言われ続けた彼。 これから妙案を思いついて――って、旅の舞人が先に雨乞いの儀式をやっちゃった!? 村の危機を救うのは舞人? はたして寝太郎の出番はあるのか? 日本の昔話(仕神Ver)のはじまりはじまりです。
更新:2020/8/14
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