この世界の端の海に浮かぶ小島にあるファンデエン国の王女ディアーヌに、大国スヴァルトから婚姻の申し込みがあった。スヴァルトは現王に代替わりしてから急成長を遂げた大国であり、国力の差からも断ることは不可能だった。 しかし、ディアーヌは年の差のある結婚や覇王という異名を持つ王エドムントに嫁ぐことを拒否。 独断で自分の侍女ディートリンデを身代わりとして差し出した。「幸せになりなさい」と、ディートリンデを思ってのことのように嘯いて。 覇王と呼ばれる男の下に身代わりの自分が現れたらどうなるか――ディートリンデには死刑宣告も同然だった。 しかし、身代わりが送られてきたとわかったエドムントの反応は意外なもので……。
更新:2023/11/21
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昔々神仙により遣わされた五の仙獣が怪から人を守護する国、大爛国(たいらんこく)。 名門貴族燕家の娘、珠里(しゅり)は皇帝の身代わりを命じられる。 事の発端は齢十五の皇帝の暗殺未遂だった。 呪詛を受けた皇帝の療養の間の身代わりを二つ返事で引き受けた珠里は、仙獣・白虎の力を身に宿す護衛の皓虎月(こうこげつ)と皇宮入りし、暗殺未遂事件に挑む。
更新:2023/6/10
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「レティシア・ローウェル……何故、お前がここにいる?」 複雑な出自から、親戚の家で使用人のように扱われていたノアは、従姉妹であるレティシアの身代わりで王城を訪れることになる。そんな彼女に冷たく投げつけられた言葉。それは第二王子であるラウルのものだった。 これは身代わりに立てられた不遇な少女が、少しずつ周囲に認められて幸せを掴むお話です。
更新:2023/4/24
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マリアンヌは『劇団碧い星』の看板女優を長年務めていたけれど、濡れ衣をかけられ劇団を辞めさせられた。仕方なく街の居酒屋で働いていると、突然ジークハルトが現れ、マリアンヌを家出した妹のエスティーナと勘違いして連れ戻そうとする。 エスティーナでないと分かった彼は、マリアンヌにエスティーナの身代わりを一年間してくれないかと持ちかける。その間に必ず妹を探し出すと言う。 一緒に過ごすうちにジークハルトとマリアンヌはどんどん惹かれ合うのだが……。 身分差ある二人の切ない恋物語。ハッピーエンドお約束です!
更新:2023/3/30
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