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作:ぽんた

あなたが婚約破棄されたいならどうぞご自由に。ですが、わたしの周囲は怒っているので覚悟をなさってください。わたしはわたしでしあわせになりますので

※ガブリエル・ラムサの罰が軽すぎるとご指摘をいただきました。反省しております。加筆修正しました。すでにお読みいただいた読者様にお詫び申し上げます。(12/7) ※誤字報告、心より感謝いたします。(12/9) ※拙作にご訪問下さり誠にありがとうございます。全六話。ざまぁ展開は後半部分にあります。王道のざまあ、しかも徹底的におこないます。サクッとお読みいただければさいわいです。 アリサ・クースコスキは伯爵令嬢で王宮の敷地内にある図書館で司書を務めている。その日、彼女は幼馴染で親同士が約束をかわしたガブリエル・ラムサ公爵子息に婚約を破棄された。 ガブリエルは、次週に王宮で行われる予定の舞踏会で婚約破棄を公にするという。 しかも、その場で新しい婚約者も発表するらしい。そのあたらしい婚約者は、アリサとガブリエルのもう一人の幼馴染で絶世の美女であるソフィア・ティーカネン侯爵令嬢という。 子どもの頃に負った火傷の跡が左半面にあるアリサは、すべてのつき合いから遠ざかり、司書として本と過ごす毎日を送っている。そのため、婚約を破棄されることより、そういう場に出ることが苦痛でならないアリサ。 そんな彼女には、子どもの頃から王太子マルコ・スヴェントと本読み友達として交流がある。司書になってからは、勉強家である王太子からの要請があれば資料や文献を準備して図書館に迎え入れている。 婚約を破棄された日も、王太子が図書館にやってきた。いつものように応対する彼女の前に、幼馴染でありガブリエルの新しい婚約者のソフィアまであらわれる。よりによって、彼女もまたアリサに舞踏会に出席するよう強制する。 そして、無慈悲にも舞踏会の日がやってきた。 アリサはソフィアの屋敷で準備をさせられ、彼女とともに舞踏会へと向かう。 アリサとの婚約破棄を発表したガブリエルは、彼女にたいして理不尽な行動をとる。その瞬間状況が一変し、ガブリエルにざまぁが襲いかかることに……。

更新:2021/12/4

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作:まりり

「悪役令嬢を断罪した、その後で」の後で

短編「悪役令嬢を断罪した、その後で」の、別キャラ視点から書いた連作です。 短編を読んでいないとわからない仕様になっていますので、先に「悪役令嬢を断罪した、その後で」をお読みください。 元公爵令嬢の回顧(全15話) ラウレンツ公爵家の長女として生まれたマーガレットは、何故か父に疎まれていた。 やがて王太子の婚約者となったマーガレットは、母を病で喪ったことを切欠に辛い現実に直面していく。 男性二人の目線から語られた本編をヒロイン目線での回顧と、本編終了後の様子が少し垣間見えます。 ヒロイン目線ですので、ざまぁやどんでん返しなどはないラブストーリーになります。 元公爵の後悔(全2話) 伯爵家の次男として生まれたモーリスは、病弱な兄の陰で両親に構われずに育った。 しかし、兄が死ねば跡取りは自分になるから両親も振り向いてくれるだろうと、その日を心待ちにしていたのだけれど……。 マーガレットの父、モーリス・ラウレンツ視点のお話です。 残酷な描写がありますので、苦手な方はご注意ください。 また、異世界ということで作中に架空の病名や症状、薬などがでます。 ある護衛騎士の暗躍(全2話) マティアスを飲み屋で待っていたのは、学生時代からの友人だった。王太子付き秘書官であるアンヴィルと気安い酒を飲みかわしながらマティアスは、ラウレンツ公爵家が消滅することになった事件について思いを馳せる。 王太子付き護衛騎士、マティアス・ギブス視点のお話です。 ある国王の呟き(全2話) ファーニヴァル王国国王、オスニエル視点のお話です。

更新:2021/11/9

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