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作:鉄毛布

肉壁として勇者パーティーに使い捨てられた俺の【魔法耐性】が万能チートスキル【吸魔】に進化したので元魔王の少女と理想の楽園を建国する。――勇者よ、我が国にお前の居場所はない

「ずっと肉壁役に耐えてようやく聖騎士になれると思ったか? お前はここでお別れだ」 魔法攻撃に対して不死身というユニークスキル【魔法耐性】を持ったエドワードは、勇者パーティーの肉壁役として、拷問に近い地獄の日々を送っていた。 魔王戦を耐え抜けば国から聖騎士として認められ、ようやく地獄の日々が終わる。そのはずだった。だがエドワードは、魔王戦の直後、用済みとして勇者パーティーから追放される。 勇者たちから受けた10000回の拷問によりスキル経験値が溜まり、【魔法耐性】が万能チートスキル【吸魔】に変化。 これは魔法を無効化して吸収するだけでなく、魔力、スキル、ステータスまで奪取するという規格外の性能を持っていた。 【吸魔】を使い、魔王のスキルとステータスを吸収。あっという間に最強に。魔力由来の体を持つモンスターたちを次々と人間へと変え、彼らの持つスキルを吸収。元魔王の少女と共に、魔の森に理想の国を建国する。 一方勇者は失敗に失敗を重ねて犯罪者として国から追われ、救いのない絶望へと転がり落ちる。落ちて落ちて落ちた先に立っていたのは……かつて見下し、おもちゃとして遊び倒した相手、エドワードだった。

更新:2021/6/2

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作:ふみきり

《信頼》なんて使えないって、濡れ衣を着せて追放したのはあんただろう?〜俺のおかげで強化されていたクズ勇者たちの転落を尻目に、助けた王女様と《信頼》を集めて真の勇者を目指します〜

 生まれ持って授かったユニークスキル《信頼》が、何の役にも立たない外れスキルだったデニス。  しかし、両親の才を受け継いだのか、幼い頃から高い身体能力に恵まれていた。  ある日、その才能を買われ、デニスは勇者パーティーに誘われる。  だが、勇者と行動を共にし始めてしばらくすると、全身から力が抜けていく原因不明の現象に襲われた。  戦えなくなったデニスは勇者に濡れ衣を着せられ、街から、そして、勇者パーティーから追放される。  失意の底にあったデニスだったが、創造神と出会うことで《信頼》の真の効果を知った。  実は《信頼》は、相手との『親密度』を高めれば高めるほど自分の能力が強化され、同時に相手の能力も強化する、相互支援の万能で超有用なスキルだった。  デニスは無能などではなく、無意識のうちに勇者に対して多大な支援をしていたのだ。  デニスを捨てた結果、勇者は《信頼》の支援を失い、当てにしていた《伝説級》スキルが使えなくなる。  魔族征伐に失敗し、王国からの信頼も失い、勇者一行はその地位から転落していく。  一方で、デニスは勇者に婚約破棄され捨てられた王国第三王女と邂逅する。 「デニス、どうかわたくしのために、真の勇者になっていただけませんか?」  王女は涙ながらにデニスに訴えた。  王女とともに信頼できる仲間を集めて無双し始めたデニスは、やがて真の勇者とたたえられるようになる。 ※サブタイトルの「☆」はヒロイン視点、「★」は勇者視点のお話になっています 【カクヨムにも投稿中です】

更新:2020/9/29

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作:二上圭

ギルドを逆追放された俺は、現実で美少女幼馴染との距離を取り戻す。元ギルメンたちはネカマに騙され内部崩壊したらしいが、今更謝ってきてももう遅い。幼馴染に君が好きだと告げるため、ネトゲを引退し大学を目指す

ある日、ギルマスたる自分一人を残し、ギルドはもぬけの殻となっていた。 次に待っていたのは「おまえをギルドから追放する」と抜けたギルメンたちからの追放宣言。ギルドの姫への注意が、悪逆非道の嫌がらせとして伝わったらしい。 謝罪と迷惑料のギルドの明け渡しの要求から、逃げるようにしてログアウト。 居場所を奪われた先の現実で待っていたのは、疎遠となっていた美少女幼馴染からのお声である。 そこで恋人として幼馴染に寄り添える人生を放棄した、自らの愚かさに人生失敗したと思ってしまった。 人生やりなおそうとネトゲと縁を切ろうにも、築いてきた全ては未練がましく捨てきれない。 かといってネトゲの世界にも戻れない。 そうやってただ時間を無為に過ごす中で、ある日、ギルドの姫が同じクラスのネカマだったことが発覚したのだった。

更新:2021/2/8

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