桜庭悠里《さくらば ゆうり》は彼女がほしかった。 だけど、まるで主人公みたいな御手洗春斗の友人をしているおかげで多くの苦労が舞い込み、中々作れずにいた。 春斗が好きな可愛い女の子達に愚痴を吐かれたり、鈍感な春斗をフォローしたり、恋路が進むよう応援してあげたりと、常に苦労が続いている。 ある日、春斗の幼馴染の多々良夏目《たたら なつめ》と昼ご飯を共にすることになった。 そこで夏目は春斗のせいで周りにいる女の子からライバルだと思われてしまい苦労していると愚痴を吐かれる。今まで数回しか話したことはなかったが、これを機に悠里は夏目と仲良ったのであった―――
更新:2022/2/28
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おじいちゃんは雨の日に言った。 畑が雨で潤うのは雨ふり小僧のおかげだよと。 雨ふり小僧は、どんな人と尋ねるとおじいちゃんは教えてくれたんだ。 日照りのときにはてるてる坊主を吊るすと来てくれる。 おじいちゃんと雨ふり小僧は親友だからと。 そのおじいちゃんの言葉をずっと覚えている。迷信好きの変なやつだと言われても大好きなおじいちゃんの畑は私が守るんだ。 私と五人の不思議でおかしい妖怪たちと戦った夏。私は一生忘れない。
更新:2023/3/11
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つまらない学校生活をおくり、クラス内でも孤立している湊太。そんな湊太に話しかけてくる、ミステリアスなクラスメイトの鈴音。 いつも通りの二人の身に、突如起こった不思議な出来事。これが彼らを非日常へと導く。二人は日常へと戻る為、手がかりを探して回る。果たして、日常へと戻ることはできるのか? HJ小説大賞2021後期応募作品です。 平坦で、少し冷たくて、どこか異常。そんなお話です。
更新:2022/4/6
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【『覚醒』の声に導かれ大地と天空の狭間より 『神』が授けた奇跡が今、目覚める。 讃えよ、偉大なる者の名を! その名は__アステリオン!】 天から降り注ぐ災い『|墜星核種《ミーティアス》』と使徒『|禍ツ星の使徒《ディザスター》』。 それらがばら撒く『厄災』を、人知れず狩る者達がいる。 これは強大な『力』をその身に宿した青年と、それを支える少女の、人々の平和を護る戦いの物語。 偉大なる『勇者』の遺志を受け継いだ若者達の、新たなる英雄譚。 肩書を背負うから『勇者』なんじゃない__その生き様にこそ『勇者』を見よ! 「誰かを護る為に踏み出す一歩、それが『勇気』だっ!」 葵・悠陽が送る『異世界勇者ロボット活劇』、ここに降臨! HJ大賞2021後期応募作 この作品はフィクションであり、実在する人物、団体、その他もろもろとは一切関係ありません。
更新:2022/1/12
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「もうすぐ世界が滅亡する」そう思い込んだ王女サファが、自分とともに闘ってくれる騎士を求めようと考えた末、ある日、騎士団を代表する「無上の魔導騎士」たちに「自分とお風呂に入って欲しい」と突然言い出した。驚いた騎士たちは大騒ぎだが、王女は真剣。内気で、男性と交流した経験の少ない王女が勇気を出して騎士たちに近づいてみるが、結果的に相手を振り回しているような感じに。一方で、王女からは「男性」として意識されてない親衛騎士プレスは、騎士たちが王女に失礼な振る舞いをしないように大奮闘。王女はまるで自分の結婚相手を求めて「お見合い」しているような感も漂うが、果たして成果は? (「異世界恋愛小説コンテスト」に応募した作品を再構成・加筆したものです)
更新:2022/2/28
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