カクヨム2020夏物語コンテストのSF・ミステリー小説部門で特別賞をいただきました。ありがとうございました。 クローンとAI技術を迎えた2020年。 大昔に逝去した文化人の遺伝子を培養して、クローンとして再誕させる、文化再生産機関に勤める俺の役目は、太宰治生誕百十一年記念の今夏、未完の遺作『グッド・バイ』を完結させることだ。 肝心の太宰治のクローン・仮称“ヨウゾー”は二度目の死を迎えたがっている。俺はとっとと仕事を終えて担当を外れたい。 だから、俺は生前この文豪が求めてやまなかった、ある“報酬”を探すことにした–––– 死にたい天才作家の培養脳と、死なれる前に遺作を完成させたい男の、〆切を目前にした夏の駆け引き。
更新:2020/4/20
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
魔法の大家ノイラート伯爵家の長男ヴィクトールは、致命的に魔法の才能が無かった。 その結果、彼は伯爵家から身分をはく奪され放逐されてしまう。 放逐されても彼は魔法の鍛錬を諦めず、日夜努力に努力を重ねる。しかし、彼の魔法の技術が向上することはなかった。 そんなある日、頭を強くぶつけたことで彼は前世の「剣聖」の記憶を思い出す。 「どんな強敵だろうが、必殺の『流し斬り』で仕留めてみせる!」 ヴィクトールは強く誓う。 だが、今の時代は過去の彼が生きた時代と異なり、剣士は姿を消していた。 魔法絶対な世の中で彼は己の剣を鍛え上げ、あらゆる魔法使いを凌駕し最強へと登っていく。 ※7/28 23:40頃 一話目を書き替えました。旧一話目は二話目になっています。ご注意ください!
更新:2020/8/30
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
異世界に来たかと思ったら、体がコアラになっていた。 しかもレベルはたったの2。持ち物はユーカリの葉だけときたもんだ。 更には、俺を呼び出した偉そうな大臣に「奇怪な生物め」と追い出され、丸裸で生きていくことになってしまった。 夜に活動できることを生かし、モンスターの寝込みを襲うコアラ。 不親切にもまるで説明がないスキル群に辟易しつつも、修行を続けるコアラ。 モンスターがユーカリの葉を落とす謎世界で、コアラは気ままに生きて行く。
更新:2019/12/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
箱庭系スローライフが売りのゲームを起動させたら、見知らぬ大草原に! ゲームの能力で小屋を建て畑に種を撒いたりしていたら……巨大なドラゴンが現れた。 「ドラゴンさん、私とお友達になってください!」 『まあよい。こうして言葉を交わすこと、久しく忘れておった。我は邪黒竜。それでも良いのだな?』 「もちろんです! よ、よろしくお願いします!」 怖かったけど、ドラゴンとお友達になった私は、訪れる動物や魔物とお友達になりながら牧場を作ったり、池で釣りをしたりとほのぼのとした毎日を過ごしていく。
更新:2021/3/5
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
リーニ・ラーラルは男爵令嬢であり、ノーンコル王国の聖女だ。 聖なる力が使えることで、王太子殿下であるフワエル様の婚約者になった私は、幼い頃から精一杯、国に尽くそうとしていた。 それなのに私は他の国の聖女に比べると落ちこぼれで、フワエル様に愛想を尽かされてしまう。 そして、隣国であるソーンウェル王国の優秀な聖女、ルルミー様と落ちこぼれの私を交換すると言われてしまい―― ※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。教えていただけますと有り難いです。 ※アルファポリス様で完結済のものを少し改稿しています。
更新:2024/5/14
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ロシアと戦争がはじまる。 突如、現代日本の少年のノートにこのような落書きが成された。少年はいたずらと思いつつ、ノートに冗談で返信を書き込むと、また相手から書き込みが成される。 なんとノートに書き込んだ人物は日露戦争中だということだったのだ! ずっと冗談と思っている少年は、日露戦争の経緯を書き込んだ結果、相手から今後の日本について助言を求められる。こうして歴史改変が意図せずはじまったのだった。 ※同名小説の連載版となります。 ※この小説はなろうへも投稿しております。
更新:2018/7/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。