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作者:おもち

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作:おもち。

エブリン、君を愛してる

俺とエブリンの婚約は、昔から折り合いが悪い王都派と辺境派が良好な関係なのだと周囲に印象付け、婚姻する事でその印象付けをより決定的なものにする完全な政略だった。 だけど俺はひと目見た時からエブリンを愛してる、それは昔も今も変わらない。 幼い頃から仲睦まじく過ごしてきた俺たちだが、王都派の令息達からの侮蔑や蔑みの視線に日々心がすり減っていくのを感じた。 父からはこの婚約は政略だと何度も釘を刺され、次第にエブリンにも政略相手だと思われているように感じて心が憔悴していった。 王都派と辺境派のために仲良くしろと言われ、俺はエブリンを愛しているのに誰にも思いを分かってもらえない不安と苦しみから解放されたくて、他の女で気を紛らわせた。 その結果が何をもたらすかも考えずに…… ※婚約者がいるのに他の女性に手を出す節操のない男が登場します。 ※不快に思われる方は読むのを控えてください。 ※ハッピーエンドではないので読む際、十分にお気をつけ下さい! ※救いのないお話になってます、ご注意ください。 ※この作品はアルファポリスでも掲載しています。 ※こちらの作品は「アルファポリス」、「カクヨム」にも掲載しています。

更新:2022/3/7

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作:百地おもち

林檎と令嬢 ~失意の令嬢を支えたのは優しい幼馴染でした~

愛の女神の祭日に、大切な人へ林檎を贈る風習のある国。 伯爵令嬢セシリアは、自然公園で待ち合わせした婚約者へ籠にいれた林檎を贈る。心無い言葉と共に、容赦なく籠を叩き落されて、地べたを転がる沢山の林檎。周囲から同情と好奇の視線がセシリアに突き刺さる。説教してくる婚約者をぼんやり見つめるセシリアは、十二歳で婚約してからの五年間、一度も自分の贈り物を受け取って貰えなかったことを思い出す。 ────私、この人と一生を共にするの? 幼馴染のクレメントに支えられて、辛い日々を耐えてきたセシリア。このまま我慢を続ければ、来年、婚約者と結婚する。そう考えたとき、彼女のとった行動は……。 ■別名でアルファポリスに掲載。 ■ガバ設定。ご都合主義。完璧人間は登場しません。全十二話。 ■注意事項:ドアマット令嬢セシリアが、うじうじ相談女っぽいかもしれません。ヒーローに告白したりしませんが、他の人と婚約中に両想いになっているような描写があります。「好きになっちゃダメなのに……」系は最高だぜぇ!という作者が書いたものです。七話あたりで、本当にドアマットか疑問な描写があります。食べ物を粗末にするタイプのモラハラ小僧が出てきますが、死にません。対処するだけで、ざ・ま・ぁはしません。人によっては、モヤモヤします。ボコり描写ありなので、暴力はちょっと……みたいな方も注意してください。地雷の臭いがプンプンしてヤベェと思われる方は、読まないようにお願いします。 ※誤字報告ありがとうございました!! 本当に助かります!!

更新:2020/6/5

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