※設定集は最初に読まなくとも楽しめます ※コメント等は積極的に歓迎しております 記憶を失った青年――後に“シュランメルト・バッハシュタイン”と名付けられる――は、一人の少女を助ける。 それは自らが在る地のお姫様、フィーレ・ラント・ベルグリーズであった。 フィーレに連れられるまま、彼女の師匠がいる“リラ工房”を拠点に、シュランメルトは記憶を取り戻すため、悪との戦いを始める―― --- 光と共に、青年は再び大地を踏みしめる。 記憶を取り戻し、そしてその先へ進む為に、彼は最高の相棒と共に戦い続ける。 これは最強の漆黒の騎士と、それを操る最強の男の物語。
更新:2020/1/16
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突如としてハクライの里を襲った大嵐により、生まれ故郷を失った二人の少女キサラとサヤ。 絶望が引き金となり『死者の声を聞く』異能に目覚める二人。 巫女として絶大な魔力を持つサヤは、その才能を開花させ、里を復活させるというかねてからの夢を叶えようと試みる。 「私、頑張るね。みんなとまた里で暮らそう」 だが、その約束は『反魂術』と呼ばれる禁忌の術で―― 希望であるはずのサヤの祈りは、キサラを二度目の絶望に突き落とす。 ――キサラちゃん、ごめんね。 キサラを生へと駆り立てたのは、皮肉なことにサヤを蘇らせるという禁忌の術『反魂術』への渇望だった。 これは愛する親友のために禁忌を侵した者の、愚かしくも儚い物語―― 著者:藤本透 原案:エルトリア
更新:2021/4/28
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