作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
「もういらない」と言われ、ギルドを追放されてしまったひとりの男。 かつてのギルドマスターに「頼む、戻ってきてくれ!」と言われても、もう遅い。 情けなく懇願するかつての仲間を笑いながら。 剣聖は追放に至るまでの人生を振り返り始めた。
更新:2021/1/27
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
私――アニエス・アッカーソンの実家、アッカーソン家は伯爵家だ。だが、東方一の有力貴族として栄華を誇ったのも昔の話。私の戦乱と飢饉に見舞われた私の祖父の代で家運は大きく傾き、領地からは餓死者や領民の流氓が相次いだ。遂には爵位の返上を検討せざるを得ないところまで追い詰められた時、降って湧いたようにやってきた、ヒルデブラント辺境伯家への輿入れの話。私の両親は縋るような思いでその話を繋げ、19歳の私はヒルデブラント辺境伯家へ嫁ぐことが決まった。 ヒルデブラント辺境伯の令息・ニコラスは、ヒルデブラント領の主要産業である養蜂と、蜜蜂たちを心から愛する青年だった。そんな彼と過ごすうち、私は働き者で私のない蜜蜂たちの生態に興味を持ち始める。そしてどんどん蜜蜂の世界にのめり込んでゆく私は、同時に穏やかで博識なニコラスにも惹かれてゆく。 だがそんなとき、ヒルデブラント家を大規模な山火事が襲った。日は十日間に渡って燃え続け、蜜蜂たちの蜜源となる草木は全て焼失してしまい――。
更新:2021/2/16
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
「リーゼロッテ・グローリーデイズ公爵令嬢! 貴様との婚約はたった今、ここで破棄させてもらうぞ! 新しい婚約者はここにいるロレッタ・ゴールデンルーキーだ!」 「いや―――ッ! 私、あなたとは最初から婚約なんかしてないわ!」 学院の卒業パーティでそう宣言したスコット・ラブファントム王子は、婚約者であるはずの公爵令嬢・リーゼロッテの金切り声に仰天する。一体何が起こっているのか? 新しい婚約者であるロレッタですら何が起こったかわからずにオドオドする中、リーゼロッテの婚約者であるという隣国の王太子、ユリアンが現れて、会場は大混乱に陥る。
更新:2021/1/13
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
「樒(しきみ)の魔女」として名の知られた魔女・アシュタヤは、約二十年前、気まぐれに双子の人間の姉妹を拾った。人間はいい。そのまま眷属として育ててもいいし、いざと気に入らなければ食ってもいいのだ。そんな感じで拾い育てた姉妹が、実は男兄弟で――? そのまま二十歳になるまで育てた双子のミゲルとニコルは、実に凶器的な美兄弟に育った。立派に魔術を会得し、私生活にも秀でる息子二人は、母であるアシュタヤに絶えずこよない愛情を向け続ける。一方のアシュタヤはその家族愛の濃密さに身をよじり贅沢に苦悩する生活を送っていた。ああ私はなんて幸せなのかしら。こんなグレートな幸せを一人で囲っていていいのかしら……。 アシュタヤの桃色吐息のバラ色生活は、やがて魔女を追い詰め殺戮する異端審問官の来襲によって幕を閉じる。 どうやらその襲撃の背景には、魔女根絶を目論む地上最悪のアバズレ女「東の聖女」の思惑が潜んでいるようで――? 家族愛モノと恋愛モノの間をフワフワする作品。どうか読んでください。お願いします。
更新:2021/2/17
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
「アルシェラ・アルタミラーナ公爵令嬢! 貴様との婚約は破棄させてもらう!」 また、この夢か――。公爵令嬢アルシェラ・アルタミラーナは、学院の卒業式のパーティの席上で、婚約者であるロラン王子に婚約破棄され、覚えのない罪を着せられて断罪される夢を繰り返し見ていた。これは夢などではない、間近に迫った卒業パーティの席上で起こる未来なのだと確信したアルシェラは、やがて同じく夢の中でこれが夢だと確信しているらしい貧乏貴族の令息、ギュンター・アイスバインに現実世界で接触する。 だが、昔の事故がトラウマになり、心に深い傷を負ったギュンターは、言葉を話すことが出来ず、筆談しかできない人間だった。果たしてアルシェラは声なき彼に声を上げさせ、破滅の運命を回避することができるのか。
更新:2021/1/17
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
【3/7(日)、ジャンル別ランキング2位獲得! ありがとうございます!】 「シジルの聖女よ。魔力を持たない聖女のなり損ないは今日限りで辺境に追放する」 《シジルの聖女》として異世界に召喚された二十七歳のオタOL、木吉小乃夜には一滴の魔力もなかった。当然あっという間に失望され、聖女召喚に失敗した責任を取らされた意識高い系召喚師・ハイゼンと共に、王都から遥か東に位置する火山地帯へ追放されてしまう。 飢えと空腹で一歩も動けなくなっていたコノヨとハイゼンは、そこで岩の割れ目から滔々と湧き出す温泉を発見する。自他ともに認める温泉キオタクであったコノヨがそこに手を浸けた瞬間、 【名もなき野湯 浴槽名:名もなき野湯 源泉名:山岳地帯東部渓谷側1号泉 泉質:酸性硫黄泉 湧出量:毎分90L 泉温:50.8℃】 【適応症:神経症、筋肉痛、関節痛、うちみ、くじき、きりきず、慢性皮膚病、冷え性、ストレスによる諸症状、疲労回復、糖尿病、慢性消化器科症状、がん性疼痛、HP回復、MP回復、DP回復、各ステータス異常、追放性盾勇者成上症、薬屋性独白症、勇者性重度慎重病、誤認性迷宮出会渇望症、特発性蜘蛛変異症、致死性悪役令嬢転生症、痛覚回避型防御力特化症、駄女神召喚症、スライム転生症 禁忌症:急性疾患(高熱を伴う場合)、鬼滅性妹食人化症】 ――コノヨの中に眠っていたチートスキル【絶対温泉感覚:略して絶対温感】が発動する。 よし、このチートスキルとこの温泉の効能を使って《癒やしの聖女》になってやろうじゃないか。そう決意したコノヨはハイゼンと共に一大温泉街建設に乗り出すのだった。 一方、敵国の王子を温泉で癒やしたことで癒やしの聖女認定されたコノヨの名声は、絶賛戦争中の相手国の方で徐々に轟き始める。何? 今更王都に聖女として戻ってこい? もう遅いよ温泉街作っちゃったし! いやいや困ったなぁ、オイオイ押すなよあんま見んなって、とやっているうちに、温泉で癒やされた隣国の兵士が続々と戦場に戻り始め、コノヨたちを追放した国は徐々に押され始める……。カクヨムにも連載中。
更新:2021/6/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
「君の名前はノエル・ハーパーだ」 「君は17歳だ」 「君は東方の平民の娘で、特例でこの学園に入ってきた」 「君は一ヶ月前、学園で大怪我を負った」 「君と僕とは婚約者だ」 彼から何度言われても、真っ白になった私の頭は何も思い出すことはない。 思い出そうとすればするほど、強かに打ち付けた頭の傷の痛みがぶり返すだけだった。 「私」――ノエル・ハーパーは、頭に大怪我を負い、全ての記憶を失ってしまった。ノエルの婚約者であったというアーサー王子は献身的に付き添い、「私」が「ノエル」に戻れるように支えてくれている。だが、調べれば調べるほど、ノエルの意外な一面が見えてきて「私」は混乱する。果たして記憶を失う前のノエル・ハーパーとは一体どんな人間だったのか。「私」は調査を続けるが――。
更新:2021/2/10
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
連載はじめました 『されど悪役令嬢はタヌキに愚痴る』 https://ncode.syosetu.com/n8293gs/ 「人間はどうして婚約なんかするのかしらね……」 「タヌキと婚約したって仕方がないから」 『令嬢の湯』――それは東方の辺境の街に存在する、隠れた人気スポットである。 そこの湯守の令嬢ダニエラは、昔は王都の有力貴族の令嬢だったという。だが婚約者である王子に一方的に婚約を破棄された挙げ句、でっちあげの罪を着せられて王都を追放されたという。 その温泉の常連客である鍛冶師の青年「タヌキ」は、そんな彼女の過去を知って驚く。いつも気怠げで、なおかつ少し孤独そうな彼女を何とか救ってやりたいと「タヌキ」が思っている時だった。 婚約破棄してきたはずの王子の使者が辺境の街を訪れ、ダニエラに「前年身罷った王太子妃にした全ての罪を赦す。王都へ帰還し、再び王子と婚約するように」と告げる。 あんな王子にこの人は渡せない。そう憤慨する「タヌキ」だったが――。 【02/01/08 続編書きました】↓ 悪役令嬢の愚痴はとどまるところを知らない https://ncode.syosetu.com/n3064gs/
更新:2021/1/2
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
【2020年12月28日、総合日間短編小説ランキング1位、獲得!ありがとうございます! 今日は奮発してカレー食べます!!】 「エレーナ・フォン・リヴレ! 君との婚約を破棄する!」 学園の卒業パーティの日。コンラッド王子がそう告げた途端、エレーナはやおら自らの喉に短剣を突き立てて自害する。仰天するコンラッド王子の目の前で、今まさに息絶えようとしているエレーナが言葉を紡いだ。「待っていて」と。 その瞬間、コンラッド王子は自室のベッドの中で目覚める。慌てる王子は学園内を走るうち、無傷で不思議そうにしているエレーナと出会う。慌てて問い詰めると、エレーナは卒業パーティは三日後で、自分はどこも怪我をした覚えはないという。 何かがおかしい、彼女は確かに死んだはず――。 わけがわからず困惑するコンラッド王子は、やがて自分の時間があの運命の卒業パーティの日から三日間だけ、巻き戻っていることに気づく。 時間が巻き戻っていることに気づいた王子と、何とか彼を救おうと足掻く悪役令嬢の話。
更新:2020/12/24
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
作:佐々木鏡石@『じょっぱれアオモリ』角川スニーカーより発売予定
「驚くことなかれ、あなたはこの無敵要塞ガリアス・ギリの操者――つまり主となったのです!」 私、ジェネロ公爵家の一人娘であるシャーロット・マリー・ジェネロは、花も恥じらう十八歳。けれど、過去に罹った熱病のせいで、私の肉体は八歳の幼女のまま成長することをやめてしまった――。 肉体が幼女のままの婚約者なんて冗談じゃない、と、私の婚約者であったライル王子は呆気なく私を裏切った。私は激怒した父によって公爵家の面汚しだと断罪され、ギリ・ルインと呼ばれる辺境の古城に追放される。 人生の終わりを覚悟した私だったけれど、そのとき偶然にもギリ・ルインにかけられた封印を解いてしまい、そこでこの古城に眠っていた美貌の青年・ガリアスに出会う。実は私が追放されたこの古城は、かつて魔王が世界の中心として建設していた無敵の魔導大要塞ガリアス・ギリだったのだ。 なんやかんやの成り行き上、無敵要塞ガリアス・ギリの主になってしまった私は、同時に無敵要塞の入り口で骨になっていたかつての勇者・シェヘラザートと出会い、彼女が庇護していた《僭主の指輪》と呼ばれる宝物を託される。この《僭主の指輪》はそれを持つ者を地上の支配者にすると伝えられる宝物で、五百年前に起こった魔王戦争はこれを魔王の手から奪い取るために人間が仕掛けた侵略戦争だったことが判明する。 無敵要塞、そして《僭主の指輪》――二つの主となった私は、自分を裏切った婚約者のライル王子、そして父であるジェネロ公爵への復讐のため、そして《僭主の指輪》を欲深い人類から守るため、独りぼっちで五百年前の魔王戦争を再開することを決意する。《僭主の指輪》を求めて次々と無敵要塞を攻撃する人間たち。けれど同時に、私の下には、人間に虐げられ、抑圧されている魔族たちが保護を求めて続々と集まってきて――。 肉体年齢八歳の干物公爵令嬢が、縁あって無敵要塞の幼妻となり、世界相手に戦争を仕掛けてゆくタワーディフェンスファンタジー。
更新:2022/1/7
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。