温暖な内海に位置する豊かな七つの島。 そのうちのひとつの島で暮らすルシールは、幼いころから兄と妹に挟まれて割を食っていた。 家族と過ごすよりも、隣の島の魔道具工房にいる方が楽しかった。そんなある日、ルシールは家を出て、魔道具師になることを決意する。 そのマーカス工房で出会った者たちが彼女を不憫がって様々に尽力してくれた結果、魔道具師への道はつながった。 なのに、ルシールは持ちあがった婚約を受け入れた。 なぜ、彼女は魔道具師になることを一旦諦めたのか。
更新:2024/5/12
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バデンタール王家には代々伝えられる「宝珠」が国王の伴侶を選定する。 この「宝珠の王妃選定」にて見出されたクリステルはぐうたらをこよなく愛する令嬢だった。 宝珠の力でクリステルはバダンテール国王となる伴侶を支える。同時にぐうたらするために、丸投げできる人材を集めようと奔走する。 これは、「宝珠」に見出され、のちに稀代の悪女とも聖女とも言われる、とある王妃の物語である。 不遇(ふぐう)をかこつ優秀な臣下を見出し、未曽有の危難から王国を救う礎(いしずえ)を築いた。一方で、宝珠の力を意のままに操ったと言い伝えられている。 さて、その真相はいかに———。 ※方言を多用しています。ご注意ください。
更新:2024/2/1
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側室の子供として生まれてきた王女クラリスは忘れ去られたまま奥宮で薬草を育てる暮らしをしていた。 長じてから、若き辺境伯カールに嫁ぐことになった。 王宮では王女らしからぬ暮らしをしていたが、辺境伯領では一変する。 辺境伯領には飛竜がいて、クラリスが育てる薬草に興味を示した。 クラリスは必要とされ、役に立つことで、自分を取り戻していく。 カールと気持ちを通わせる。そんなある日、カールがふと不思議に思うことがあり、ふたりは事実を少しずつ手繰り寄せて行く。
更新:2024/1/29
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猫獣人の子供であるソウタとユリはのんびりした村で暮らしていた。 犬獣人のワンダフルさんを助けたことで気に入られ、いっしょに旅をすることになる。 裏切られ大変な目に遭った見ず知らずの者のために、あるいは広い世界を見るために、村を出た。 なにものでもないふたりが、多くの者と関わり、影響力を持ち、そして、誰かのために動く。 そうして、優しさは巡りめぐる。強大な力を持つ者をも退ける。 ※初めの辺りはのんびりした村でのほほんとした生活が続きます ※猫族の少年少女がいろんなものと出会っていくお話です
更新:2023/8/14
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『これぞ、逆行!! やり直し令嬢、キタァァァァ!!』 侯爵令嬢セシリアは婚約者と友人に裏切られ、不正を捏造され家族もろとも処刑される。 命を失ったはずなのに、なぜか三年前の時間が巻き戻っていた。 また「あの時」を迎えないために、 ふたたび裏切られる未来を避けるために代々伝わる魔導書の力を借りることにした。 自分は前へ進むのだ。あの最悪な日の、その向こうへ。 そのために苦手な社交へ乗り出す。 ターゲットに照準を合わせ、婚活という名の戦場へ足を踏み入れる。 魔導書の助言を胸に。 ※全20話です。 ※ハッピーエンドです。 ※オネエが幅をきかせています。
更新:2023/5/8
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動植物が好きなアルメルは貴族令嬢としては残念な少女だと言われていた。 そんなアルメルもちゃんとした令嬢となろうとして、動物との触れ合いを控えようと思った矢先、道端で行き倒れ(?)の鳥を拾い、介抱する。 「あ、しゃべった」 声が聞こえる鳥は妖精だという。 元気になった鳥を見送ったアルメルは、王宮から呼び出される。 国宝である宝珠から御宣託が下され、アルメルは魔王討伐に向かうことになる。 なんと、あの鳥の姿をした妖精を案内にして、その他のさまざまな妖精をお供にし、魔王城へ向かう。 アルメルは望む生活を手に入れるために、立ち向かう。
更新:2022/1/4
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