マルコキアス・ディーン・フォルト・グラビオ。彼は『黒豹』なんて、ちょっと恥ずかしい名前で呼ばれていたりする、モルワイデの有名人で、あたしの先輩である。 その彼に、ちょっと縁ができたので、前世持ちのあたしが持つ記憶を彼に話してあげたのだが……な~んか『黒豹』っていうイメージから、かけ離れ出した……ぞ? でも、この方が何かいいね。 ガンバレ、先輩。あたしは、その他大勢らしく、陰ながら応援してるから──!
更新:2018/8/30
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
俺には、悩みがある。想い合っている彼女に、婚約者がいるという噂が流れていたから──。 俺は傭兵上がりの獣人騎士でしかなく、彼女は人間で、由緒ある男爵家の令嬢。獣人と人間の結婚感の違い、身分の差。 噂の真相を確かめたいと思う一方で、肯定される事が怖くて確かめられない──情けない男だ。 1人でウダウダ悩んでいた時、俺と同じ立場にいる少女と出会い…… 何だと? おい、待て。何だってそんな事になっているんだ!? 俺が想うのは彼女だけで、あの女は無関係だ! 俺まであいつらと一緒にするんじゃな──何? そういう事なら同行してやる。 *************** 獣人の彼と人間の彼女のコミュニケーションと情報不足による、行き違いの話
更新:2016/8/17
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
拙作『ゲームの通りなん・です・がっ……』の思いつき短編です
更新:2018/12/24
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ミゼーレには10年来の婚約者フラウトがいた。しかし、彼はカルメンという少女に心を寄せ、ミゼーレをぞんざいに扱う。このままでは、良くないと彼の不貞を両親に報告し、婚約の撤回に動き出す。 情報が集まり、両家の当主からも了承を得た。あちらの親はフラウトの不貞を理由に、婚約の撤回をするのだと公表するとまで言ってくれた。 その公表の場として選ばれたのが、卒業パーティーだった。あちらも何やら動いているようだが、親を味方につけたこちらにかなうはずがない。 そう算段をつけたミゼーレだったのだが…… 「未来の王子妃を傷つけたことは万死に値する!」 どうやら、見通しが甘かったらしい。両親たちがかけつけるまで、何とか時間を稼がなくては……!
更新:2021/4/24
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ライバル登場により、婚約者との仲に不安を感じていたマリエール。 鬱々と悩む彼女の前に現れたのは、小さな子供と青年だった。 二人との出会いにより、マリエールは、ここが『ファンタジック・ノーブル』という乙女ゲームの世界である事、自分はこの世界に召喚された人間である事を思いだす。 さらに、今のポジションは、婚約破棄され、いずこかへ消え去る運命である可能性が高い、悪役令嬢である事に気が付いた。 このままでは、路頭に迷ってしまう! 危機感を募らせた令嬢は、望む未来を手に入れるため、奔走する。
更新:2018/8/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
⁂ 20.8.27より【改訂版】を投稿しています。それに伴い、こちらは完結扱いにいたしました⁂ 階段から突き落とされたことで、前世のものと思わしき記憶を思い出したわたし。少女漫画の悪役令嬢に転生しただなんて、よくある話。よくある話ではあるけれど……それが我が身に降りかかるとなったなら、死活問題! 何とかしたいけど……これが噂の強制力なのかしら……っ……突破口が見当たらないっ。 あ……でも、待って。漫画には名前すら出て来なかった、下の兄ならもしかして──。 わたしは、一縷の望みをかけて、下の兄の所へ突撃訪問することにした。
更新:2019/4/21
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ひょんな事から異世界の魔術師の弟子になった俺は、師匠から奴隷の良さについて教えられる毎日をすごしていた。 そして俺は決心する、奴隷を求めて自ら異世界へ行こうと。 ――これは奴隷に人生をかけた、残念な男の物語。
更新:2011/7/14
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
弟が言うには、何やら従妹が学園でやらかしてくれているらしい。身内として、人生の先輩として、当たり前のことを注意するのだが……従妹は「うるさいわね」と、鼻を鳴らす。 当たり前のことが、分からないのなら……しょうがない。ツテを使って、別方向からアプローチするしかない。従妹のやらかし具合によっては、こっちにまでとばっちりが来るのだ。危険を回避したいと考えるのは、当たり前のことである。***** 王子様が婚約を破棄して、自分と結婚してくれると夢見る従妹に、現実を──! 恋愛ジャンルで良いのだろうかと思いつつ、こちらに投稿いたしました……。 ***6/9 沢山の誤字ラ、脱字ィ発見の報ありがとうございます。訂正いたしました。
更新:2020/6/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。