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作者:七星

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作:七星

闇の魔女騎士と光の魔女姫

 妖精に愛される国で妖精から忌み嫌われる一族に生を受けたルナセリア。  彼女は恵まれた魔力量と特殊な事情から騎士を目指す中、とある事件をきっかけに生涯の主となる第二王女フローリラに出会う。  その10年後、誰もが認める騎士に成長したルナセリアだったが、隣国からフローリラが理不尽な理由でその身を狙われていることが判明し、彼女の筆頭近衛騎士として主を守るためにさらなる成長を求められる。 これは魔女騎士と魔女姫が己の幸せのために奮闘する物語… 「帝国が、フローリラにちょっかいをかけ始めるそうだ」 「ならばよろしい、戦争だ」 訂正しよう。 魔女姫と最強の保護者(モンペ)たちの奮闘記である。 ―――――――第五章 近衛騎士と王女 旅立 から一部抜粋 私はフローリラの前に跪いた。 「私に命じて、フローリラ王女殿下」 私は影から氷剣を取り出すとフローリラに渡した。 初めての剣の重みに少しだけ彼女は重心を崩しかけたが、ぐっと堪えると私の肩に手を置いた。 「ルナセリア・ルーヴ・アストライアにフローリラ・ウィステリア・ブルネストが命じます。汝、女神の御心の元に邪を懲らしめ、無垢たる者の善を守らんがため、剣を振るうことを許します…そして汝の在るべき場所へと必ず帰還することを誓いなさい」 「女神の御心のままに、ルナセリア・ルーヴ・アストライアここに誓います」 フローリラは肩に置いた剣をゆっくりと持ち上げると額の前で十字を切った。 昇り始めた朝日が私の剣とフローリラの金糸の髪を輝かせる。 私は侍女服、フローリラはぶかぶかの騎士服という奇妙な出で立ちではあったが、その光景はとても神聖なものだったと後にアスタルが教えてくれた。

更新:2023/6/28

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