〈尾を食む蛇の会〉は魔王を倒した勇者の一行による年に一度の食事会である。人族の勇者、エルフの弓師、ドワーフの付与術士、ノームの神官、竜人の戦士は持ち回りで一人のゲストを招き、気の置けない会話と食事を楽しむのだった。
更新:2023/3/5
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オーストリア皇太子が凶弾に倒れ、世界中を巻き込んだ戦争が始まって五ヶ月が経った1914年12月25日。開戦して初めてのクリスマスは、冷たくぬかるんだ塹壕の中だった。フランス軍の若い伍長ジャン=ジャック=ジュラルダン、そして飛行機乗りの二コラ=デュシェーヌ大尉。二人の男を主人公とする西部戦線のクリスマスストーリー。
更新:2014/12/23
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銀鹿亭の給仕リリィ・アフェアは墜死した。彼女が残した遺言書のために殺人の容疑をかけられた給仕仲間のアコニット・ラースは、リリィの遺体が腐敗してアンデッド化するまでの三日間で彼女を殺した犯人をつきとめなければならない。お金を積めば「復活」ができるファンタジー世界における、特殊設定ミステリー。
更新:2017/5/1
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勇者は死んだ。亜人や魔物から成る諸王連合により辺境に追いやられた人族は、緩やかな衰退をたどる……ことすら許されなかった。亜人や魔物の脅威に始まり、人心の荒廃と相次ぐ不作が野盗を増やし、カルト宗教を勃興させる。謎の伝染病が蔓延し、原因不明の呪いが降りかかり、亜人とも魔物ともつかない存在が跳梁跋扈する。 襲い来るのは剣や魔法では解決できない問題ばかり。 そんな世界で旅をする、やさぐれ斥候と夢見がちな魔人の物語。
更新:2021/11/4
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飛行機の設計者である「彼」は、親友と共に空を見上げる。
更新:2014/3/22
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高くとも美味い酒、お気に入りの銘柄の煙草、気楽に飲み交わす友人。 そこにちょっとしたミステリさえあるのなら、最高の夜になるだろう。
更新:2015/5/5
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かつて『冬枯れの魔女』として畏れられた魔女は、その力を人を傷つける目的で行使しないと決め、一人の少女に戻った。名をフェル・ヴェルヌと改めた彼女は『トゥール・ヴェルヌ航空会社』の見習い航法士として、ベテラン操縦士のユベール・ラ=トゥールと空を飛ぶ。 魔女のホウキではなく、飛行機に乗って。 ※第十二話で完結。第十三話以降は外伝となります。
更新:2021/2/13
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一見したところ学生を思わせる、チェックのスカートにダークブラウンのカーディガン。そしてシャツを引き締める赤いネクタイ、朱染めのエプロンに紅茶色の髪と瞳が、彼女を見る者の目を捉える。彼女の名はアルマ。イギリスはロンドンのブルームズベリーに店を構える『カフェ・アルト』のオーナーにしてマスターである彼女を、訪れる客たちは親しみを込めて『深煎りの魔女』と呼ぶ。並々ならぬこだわりで淹れられる彼女の珈琲に入れ込む客は数知れず、上品で気の利いた焼き菓子は紳士淑女を魅了してやまない。これは『カフェ・アルト』を訪れる客人たちの、ほのかに苦くてほろ甘いオムニバスストーリー。
更新:2014/7/20
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