ネアは歌乞いだ。 雪深く魔術の潤沢なウィームに呼び落とされ、人ならざる者達が隣人として暮らすこの世界で、ウィーム領主の館で契約の魔物を伴侶にして、ご主人様!となってしまう魔物に三つ編みを引っ張って欲しいと強請られつつ、日々の仕事に励み暮らしている。 天賦の事故率を誇るネアの、ほのぼのゆったりとした美しいウィームでの日常と祝祭、美味しい食べ物と不思議な生き物たち。 苦労人で魔術書オタクな領主に、その庇護者の怒ると怖い妖精、狐姿でボールに夢中な義兄の魔物や、時々ちびちびふわふわした生き物にされてしまう使い魔に、仕事終わりに遊びに来る死者の王まで。 これは、「薬の魔物の解雇理由」で、魔物を解雇したネアと、ネアを伴侶にしたディノのその後のお話です。
更新:2022/3/27
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
20年ほど前。この世界に『白雪姫症候群-スノーホワイト・シンドローム—』という能力が出現した。 その能力は様々だったが、能力を宿すことができるのは、思春期の少年少女のみ。 そしてのちにその力は、当たり前のように世界に存在することとなる。 ――しかし当たり前になったその力は、世界の至る場所で事件や事故を引き起こしていった。 ある時には、大切な家族を傷つけ、またある時には、大事なものを失う…。 事件の度に、傷つく人間が数多く存在していたことが報告された。 そんな人々を救うために、能力者を管理する施設が誕生することとなった。 これは、この施設を中心に送る、一人の男性教師・三谷暁と能力に人生を狂わされた子供たちとの成長と絆を描いた青春物語である。
更新:2022/4/24
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
『このゲームをクリアした奴には一億ドルやる』 突然ワールドニュースで告知されたVRMMORPG『アーク・ライブ・アブソリューション』は、その言葉を皮切りに全世界を熱狂させた。 どの企業もなし得なかったVRMMOという技術と、あまりに荒唐無稽な賞金額にゲームファンのみならず、一般人の関心を大きく掴んだのだ。 翌年、プレイ用ポッドが設置された専用アミューズメント施設『ギルド』がオープンすると、大学一年となった稲葉翔は、さっそく登録を済ませてゲームの世界へダイブした。 だがそこは、高度な知能を有するネイティブ(NPC)とモンスターがいきづく、初心者プレイヤーに全く優しくない高難易度の世界だった。
更新:2022/4/22
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
私こと松木美唯紗=ミーシャは、死んだあと異世界へ転生することになりました。なぜか、世界樹の女神として。 チートレベルの女神の力を手に入れてしまった私は、世界を創世から見守ることに。途中で精霊さんたちが生まれてやたら尊敬されたり、人間に女神様と崇められながらも最終的にのんびり暮らすべく問題を解決したいと思います。けれど今度は後輩まで出来てしまい……あの、私普通にのんびり暮らせればそれで充分なんですけど、どうしてみんな厄介事を持ち込むんでしょうね……?
更新:2021/12/27
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
別世界で魔王として君臨していた女性――センデリア・エンシャスは当時最強の勇者に敗れ、その命を終えた。 人の温もりに終ぞ触れることなかったセンデリアだったが、最後に彼女が考えていた事を汲み取った神様に、なんの断りもなく異世界に存在する一国家の姫へと生まれ変わらせてしまった!? 「……あたし、なんでまた――」 魔王にならざるを得なかった絶望。恐怖とは遠い世界で、新たな生を受け、今まで無縁だった暖かい生活に戸惑いながら……世界一の学園を決める祭り――『魔導学園王者決闘祭(通称:魔王祭)』に巻き込まれていく!?
更新:2022/6/4
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。