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作:ときの

世話焼きは逃げ回る猫の名を呼ぶ

 東岳情報専門学校の講師・東風 貴哉(こち たかや)は、少しばかり世話好きなだけの一般人だ。  彼からどことなく漂う犬っぽさと苗字から、学生たちに付けられたあだ名は「ぽち」。老猫の空(くー)と気ままな一人暮らしをしている。  11月の冷たい雨が降る夜、コンビニに猫缶を買いに出掛けたポチは、その帰り道の公園で“彼”と再会した。  傘も差さず雨に打たれて一人立ち尽くしていた彼は、3年前に東専から巣立った卒業生・多麻 永(たま はるか)。  震える彼を家に連れ帰ったポチは、細かい事情は聞かずにタマを家に住まわせると決めた。    タマは特殊な能力を持っている。  音声の異常な認識能力。それは、百メートルほどの範囲より届く雑音の中から、多くの人が話す言葉をすべて聴き分けることができる。  多少耳がいい程度と周辺の親しい人物にのみ伝えられた、タマの真の能力を知るものは誰一人としていない。  本人はしっかりしているつもりなのに、どこかにふらふら行ってしまいそうに見えるタマ。  彼に向ける自分の感情の正体を理解できずに悩みながら、ポチは今日も、逃げ回る猫のようなタマを追ってその名を呼ぶ。  名を呼べば、タマにはちゃんと聞こえている。  降りかかる災難を乗り越え、彼らは自身の気持ちに気付くことができるのか。 *** 表紙絵:カマネコ ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。

更新:2023/5/2

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作:海鷺 烈

大井町の食卓〜異世界王女と行くグルメ探訪記〜

 貧乏会社員の鈴木カラキの前に、異世界の王女クミミが転移する。しかしクミミは戦いで既に致命傷を負っており、手当てをする間もなく消滅してしまう。  後日カラキのランチタイムに突然現れたクミミ。どうもこの世界の食べ物がもっと食べたいからというよくわからない理由で、スキルを使ってカラキと一体化したようなのだ。そんな中でもマイペースな主人公は、クミミを煙たがることもなく、気ままな飲食店巡りを開始する。目指すは、大井町周辺のランチを食べ尽くすこと。  あまりにもニッチな、異世界王女を伴っての大井町グルメレポートが、ここに幕を開ける! ※この作品には大井町駅、下神明駅、戸越銀座駅、大崎駅、西大井駅周辺に実在する飲食店が出てきます。 ※飲食店の味の感想や食に関する知識は、あくまで作者の主観です。本作品で得られた情報により読者の皆様が不具合を被っても、作者は責任を負いません。 ※この小説で紹介した飲食店を訪問される際、店舗の営業時間、メニュー、値段などが異なる可能性がありますが、あらかじめご了承ください。

更新:2024/5/27

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作:唖鳴蝉

ぼくたちのマヨヒガ

 「迷い家」――遠野地方に伝わる話で、そこを訪れた者は、何であれ一つを選んで持ち帰らねばならないという。  その「迷い家」に、ふとしたはずみで出会ってしまった小学生が二人。魔法のスクロールを選んでご満悦の女の子を尻目に、何を選ぶべきか途方に暮れた男の子。半ばやけくその愚痴混じりに「迷い家」を選ぶと……驚いた事に受理されてしまう。ただし〝収蔵品〟も〝備品〟も別扱いの未完成状態で。  その後、無事に元の世界に戻れたのはよかったが……使い方も鍛え方も判らない魔法を貰った女の子と、どこで建築中なのかも判らない「マヨヒガ」を貰った男の子。少しずつ明らかになる魔法の内容とマヨヒガの謎(笑)。二人のささやかでおかしな冒険が幕を開ける。 (第一部 五年生 一学期)  どうにか魔法の使い方も「マヨヒガ」の建て方も判明した夏休み、ひょんな事から自分たちの住んでいる町で怪異の事を調べ始める二人。ついでにこれを夏休みの自由研究に当てる事にして、怪異調べの口実にする。ところが、二人の境遇のせいなのか、思った以上に多くの怪異に出会す羽目になり…… (第二部 五年生 夏休み)  夏休みが終わって新学期が始まっても、なぜか二人の怪異調べは続く事に。なしくずしに怪異を調べていた二人は、以前にも増して多くの怪異(笑)に出会う事になる。挙げ句には何と〝異世界からの転移者〟の痕跡に出会う羽目に。← 今ココ  そうこうするうちに、ついに二人の「マヨヒガ」が落成する。 (第三部 五年生 二学期)  小学生の述懐という体裁なので、会話やモノローグではいつもより漢字を少なめにして、凝った言い回しも減らしています。ただし、二人以外の会話やモノローグなどはこの限りではありません。また、二人が愛読しているようなラノベに出てくる単語や言い回しは熟知しているものとして、漢字のままにしています。  あやかし要素がほんのり登場し始めるのは十二章(第二部)からになります。ただし、妖怪退治のような展開は――当分の間は――ありません。  R15と残酷描写は保険です。 【お断り】  本作に登場する地名・人名・歴史・道徳・法律・価値観・慣習・伝承などは架空のものであり、現実のそれとは無関係である事を、予めお断りしておきます。現実で作中人物と同じような行動をとった場合、何らかの法規に抵触するかもしれませんのでご注意下さい。

更新:2024/4/9

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