私は王家に絶対の忠誠を誓っている公爵家の令嬢でございます。 第三王子をお守りするために、婚約者となりました。第三王子は必ずお守りします。 第三王子は幼いころより何かと命を狙われておいでです。それを影ながらお守りして参りました。その甲斐あってか、王子は全く気付いておりません。何度も暗殺未遂がありますし、毒入りのお菓子も日常茶飯事です。えぇ、それでも全くお気付きではありません。そんなに警戒心が薄くていいのでしょうか。いえ、それでいいのです。王家の方をお守りするのが我が公爵家の使命ですから。 けれども、私──王子には嫌われているようです。どうしてでしょうか。私? 私の心ですか? そんなこと、考えたこともございませんでした。私は……どうなんでしょう?
更新:2019/1/24
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スーリヤは魔女に呪いをかけられた。それはじわじわと少しずつ記憶が融けていく呪い。魔女はその呪いを解きたければ、コンマニー王国の王子を殺せと言い残して姿を消した。 自分の記憶と王子の命。その二つを天秤にかけて悩むスーリヤのもとへ、一人の男が手を結ぼうと近づいてくる。男の名はカーナック――王子の命を狙う殺し屋だった。 初めは人殺しと手を組むことに抵抗を覚えるスーリヤだったが、次第に謎だらけのカーナックのことが気になり始め……。
更新:2016/8/27
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ユーランス王国がシラナミ帝国に降伏した日、王女ミュラは愛した人を帝国に囚われたまま、皇帝の元に嫁ぐことが決まる。彼女を待ち受けるのは、真実の愛か、破滅の愛か──。
更新:2016/11/5
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俺の義父は、石油王である。 といっても油田を持ってるわけじゃない。色んな競争を勝ち抜き、人を出し抜き、オイルを売りさばく事で財を築き上げた成り上がり。偽物の石油王だ。 そして俺は2代目の石油王になるべく、その教育の一環として裏オークションへと連れていかれた。何事も経験だそうだ。 そこで俺は一人の褐色少年奴隷、エミールを買った。 これは、石油王になんてなりたくなかった男と、奴隷であることをやめられなかった二人の話。
更新:2020/11/1
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ヴェルナード公国のウィンター村で育ったジェーン。彼女の家にいる義弟のアレクセイはとある高貴な家から預かっている子供だった。 現皇太子妃の甥っ子だと言う事はジェーンも知っていた。それでも毎日、すくすくと成長するアレクセイ。 だが、そんな平穏な日々はある出来事により終わりを告げた。アレクセイの父だと名乗る男性が彼を突然に連れて行ってしまったのだ。 無理に引き離されたジェーンはその後失意の日々を送る。5年後、ジェーンはどこにも嫁いだりせずに独身でいた。そんな彼女の前に不意に一人の青年が現れる。アレクセイだと青年は名乗るが--? (これは「ほの・じれ企画」用の参加作品です。)
更新:2020/7/12
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わたくしのお仕えするショルシーナ妃殿下は国一番の美貌を謳われたお嬢様でしたのに、ご夫君のエグバート王子ときたら、いつもいつも身分の低い『人形姫』フローチェばかりお連れになります。エグバート王子の人形遊びは、城内で知らぬ者がない悪癖でした。
更新:2020/4/28
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超人気芸能人として活躍していた主人公が、痴情のもつれで、女性に刺され、死んでしまう。 生前の行いから、地獄行き確定と思われたが、閻魔様の気まぐれで、異世界転生することになる。 地獄行き回避の条件は、同じ世界に先に転生した前世の父親を探し出し、罪を償うことだった。 転生した主人公は、仲間の助けを得ながら、父を探して旅をし、成長いていく。 ※含まれる要素 異世界転生、男主人公、ファンタジー、ブロマンス、BL的な表現、恋愛 ※他サイトに重複投稿しています
更新:2021/6/15
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