とある国、とある歓楽街の大店の店主ヒメナは退屈していた。なにひとつ心動かされることがなく、生まれてからずっとつまらなくて仕方がなかった。金を得てからは、国中、世界中に心揺らしうるものを探し求めた。そんな彼女の前に連れてこられたのは――見るものすべてが恐怖する呪いの仮面をつけた男。 1/31コピー本で個人頒布、自サイト重複掲載。やや差別的な表現があります。
更新:2016/10/17
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香を扱う大店「駒野屋」の一人娘のお凛は今年で十六歳になった。年頃のお凛の元には、縁談が山ほど舞い込んで来るが、当のお凛は色恋にとんと免疫がない。ある日、友達のお美代が神隠しにあったことを知り、お凛は新しく入った仏頂面の手代の誠之助と、婿候補の一人である色気過多の恭二郎と共にお美代を探し始めた。
更新:2012/9/26
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妖の森に棲むちいさな妖狐は、恋しさに夜を駆けた。外の世界で待っていたのは、初めての出会いと、初めての約束。
更新:2019/5/28
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愛を歌うと出逢える、和風ファンタジーな世界。 『虐げられた少女は愛を歌ってドラゴンの番となる。』 美愛(ミエ)は、虐げられていた。継母と異母妹と、無関心な父によって。 長年虐げられて、美愛は笑うことも、泣くことさえもなくなり、人形のようになっていた。 ある日、異母妹に『愛の歌』を歌えと命じられる。逆らうことなく、ただ歌う。 すると、現れたのは、炎の支配者であるドラゴンだった。 「俺への愛を歌うのは、そなたか?」 ドラゴンは、美愛を連れ去るのだった。 (ノベルプラスに載せてます。)
更新:2021/9/18
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大正浪漫の面影を色濃く残した帝都を舞台にくり広げられる、八百万の神々こと憑き物筋の名を持つ男たちと、その神々たちに愛された栄光の少女。そして彼女を取り巻く人々の恋愛と出逢いの物語である。
更新:2018/6/20
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団子屋の娘、絲(いと)は、稲荷神社で、行き倒れの男を見つける。 その男――佐田彦(さたひこ)は、稲荷神の神使であり、去った悪鬼の後始末にやってきたのだという。 人でありながら「神使」として、神様に仕える佐田彦と、裁縫が得意な絲が織り成す、あやかし奇談。 ********** 江戸時代の、架空の町を舞台にした、和風ファンタジー。 にわか知識満載なので、致命的なミスを発見したら、誤字報告、web拍手等でこっそりご指摘くだされば幸いに存じます。 遥彼方様の「ほころび、解ける春」企画、参加作品。 「禍、転じて福となりけり」は、「夏祭りと君」企画参加。 「紅につづく道の果て」は、「冬のあしあと」企画に参加しております。 投稿先:カクヨム、エブリスタ
更新:2020/6/18
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御庭番の野斗男は、幼い白美津姫の世話役をしていた。姫には定めがあった。強い呪いのかかった金鉱山の土地神の怒りを鎮めるため、大社の巫女姫として大量の鈴を身に付け、邪気を払い清める生活を送らねばならない。別れて数年の後、野斗男は姫と再会し、彼女が美しい娘になっていることに気付いてしまう。 即興小説より生まれた物語です。
更新:2013/5/5
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