俺の村には、名物がある。それは、魔術師。しかし魔術師が名物である由縁は、その優秀な魔術の腕ではなく、ちょっとだけ周りを困惑させるものだったりする。
更新:2014/9/13
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静寂の王宮、謁見の間。 『黒曜』と呼ばれた魔女は、その階の上に王を見仰ぎ、静かに問う。 「紅き王座を、そこまでして望む意味は?」 辺境の魔女、黒曜。彼女は嘗て、国の神殿に『聖女』として幽閉されかけた経験を持つ魔女の末席だった。 とある変人の遺志を継ぎ、魔女として生きた日々。それを終えるべく――とうとうその重い腰を上げた彼女は、静寂の王宮でかつての幼子――現在は『覇王』と称される青年との邂逅を果たす。 「外見が変わらないのは、魔の血の影響に依ります。……とりあえず、重いので退いてもらえませんか?」 「それは駄目。魔女を安易に離すなんて、それこそ愚者のする行為だから」 これは二人の魔女と、地を統べる覇王、それに巻き込まれた第三者(魔術師)を巡る一連の騒動と、過去譚、『彼女』の死の顛末を描いた物語である。
更新:2015/8/2
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瀕死の重傷を負って駆け巡ったのは、走馬灯じゃなくて前世の記憶。 そして、私はこの世界が前世でプレイしたことのある乙女ゲームの世界だったことを知る。 けど、あの乙女ゲームの世界に私のようなキャラはいなかった。 私は名もない脇役…
更新:2016/10/10
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お家に帰るはずだったのに、気が付けば見知らぬ場所。 なぜ自分がここにいるのか、 どうやってここに来たのか。 大人しく森の奥で、質素な暮らしを満喫していた、慎ましやかな私です。 あなたの妻とか絶対に無理ですから。 そこをなんとか、私を家に帰してはもらえませんかね。 異世界→異世界の転移 剣アリだけど出番ナシ 魔術的なのが主体のお話。 さらっと読める一人称。 さぁ、どうぞお寄り下さい。
更新:2019/5/6
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辺境貴族、マーレイ家の一人娘であるマリオン。 魔術を学ぶために王都にある学院へ召し出されることが決定した。 はるかに高位のご学友たちに囲まれた『マーレイ家の落胤』は、悪役令嬢として余りある実力を発揮する。【第一章】 マリオンが少女から大人になるまでの数年間。 魔術師女子と騎士男子の宮廷ロマ(ん?)スです。 *現地主人公、転移転生無し *剣は少なめ、魔術は多め *その他の要素はキーワードをご覧ください 20200822『ジュリエット・リー・マーレイの遺風』から作品タイトルを変更しました。 内容の変更はありません。
更新:2020/8/23
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