どこかの世界の、どこかの片隅。ある日、ある時彼は拾いものをした。『赤子』という、未知の拾いものを。 ◆代わり映えのない日々を過ごすはずだった『俺』と『ジィ』が、『ちまいの』と呼ばれるようになる赤子を拾って育てていくその断片を綴ったおはなし。 とある短編賞に応募したものに改行等加えたものです。 ※7/21 あったかもしれないいつかの話追加。記念日とかそんな意識があるはずもなかった。
更新:2022/11/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
ウェセックス公爵家に育ったルーナス(16歳間近)は妹のジェシカ(12歳)に生まれた時から恋をしてしまっている。ジェシカはお兄ちゃん子でふたりはべったり仲良しだけど、仲良しなだけにルーナスの悩みは深い。自分は養子だろう、血の繋がりはないだろうと望みながらも、いつまでもお兄ちゃんで居てくれと望む妹にせつなくなってしまう。自分の生い立ちの話から、それに絡んで過去の戦争のことを知っていくルーナス。男の子から大人の男性へと変わっていくルーナスの精神的成長を追ってもらえると嬉しいです。 作者の異世界恋愛ストーリーと同じ世界観で、同じキャラが出てきます。読んでくださっている方は何倍も楽しめるかと思いますが、知らなくても独立して読めると思います。2万8千文字程度です。 **家紋 武範様ご主催の「夕焼け企画」参加作品です。
更新:2023/11/12
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
人間には辿り着けない不思議な洋館には、狼人間の私の他、鬼、化け猫、吸血鬼、魔法使いが住んでいる。一般的に魔物と呼ばれる私たちは、同じ魔物たちの依頼を受けて、その生活を脅かそうとする人間を追い払う仕事をしていた。私は高校生活との両立に苦労しながらも楽しく暮らしていたが、ある日、入ってこれないはずの人間が洋館を訪れ、仕事を依頼してくる。
更新:2022/10/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
って、世の中舐めてるわけじゃないけど、俺と相棒の行く手には色んなことが起こって、驚くような出会いがある。 一人と一匹が落ち着いて暮らせる俺たちの幸せの場所への旅路はまだまだ続きそうだぜ。 未来がどうなるかなんて、ただの犬の俺には分からないけど、いつでも傍にいるからな、相棒。 ※「小説家になろう」でも同時連載しています。一言あとがきが付いているので、宜しければどうぞ。
更新:2019/6/5
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
中学時代に全国レベルの陸上選手だったが、ある出来事からドロップアウトしてしまった主人公、臼杵・翔太は、ある日突然、学年の高嶺の花、石長・穂希から告白を受ける。 容姿、性格ともドンピシャなため、臼杵は是として付き合い始めることに。 しかし、その矢先から不穏な空気が漂い始める。 空に穿たれたひび割れ、二人組の黒服の尾行、石長自身の都合が良すぎる態度…… 真実を求めて、臼杵・翔太は自分の彼女の影を追いはじめるが……
更新:2020/1/8
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
交通事故に遭い、エピソード記憶――過去の思い出を喪失した僕の前に現れた後輩、四稜郭朱姫。 僕の彼女を自称し、僕の身辺の世話をしてくれていた彼女は、僕の記憶を取り戻すために『思い出すごろく』というゲームを自作してきた。盤面には、本来の僕――言祝木慶と、四稜郭朱姫が歩んできた道程が記されている。 『言祝木くんが四稜郭ちゃんの歯ブラシを盗んで使う』 『言祝木くんが四稜郭ちゃんの作ったゲームにダメ出しをして泣かす』 いや、こんなのが僕であるはずがない。 僕は一体、どんなやつだったのか。 どんなやつになっていくのか。 モラトリアムの終着を求めて、僕と四稜郭は今日も、ゲームをする。
更新:2020/8/8
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
「次のテストで学年10位以内に入ったら付き合ってあげる」それが俺──森山康太の人生初告白に対する学年一の美少女──桐崎七瀬の返答だった。もちろん教室の隅にいるような存在の俺はプライドなんか捨てて勉強を頑張った。そして結果を出し彼女と付き合えると思ったのだが。ある時、彼女のとある企みを盗み聞きしてしまった。そう……彼は裏切られたのだ。そもそも告白に至るまでのきっかけは、彼女と同名の俺と同じような根暗で隣席の百合園七瀬がくれた。なので彼はその彼女の教えで生まれ変わり、新しい生活を歩む。
更新:2020/5/26
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。