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タグ:婚約破棄

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作:近衛

こんにちは、娼婦(仮)です。

異世界に前世の記憶を持って生まれたリザベティ・マリアベルはイケメン好き。 美少女に転生して人生勝ち組かと思いきやその世界はリザベティにとって過酷なものだった。 リザベティが格好良いと感じたイケメンは不細工に分類され、リザベティが不細工だと思った人は周囲からイケメンだとちやほやされていた。 イケメンに対する欲望に忠実で、自分の視力を信じて行動してるものの、お陰で頭を心配されてしまう。 公爵家のお嬢様として生まれ、王子の婚約者に選ばれ、輝かしい未来が確約されたも同然だったはずだ。 此処が美醜が可笑しい世界でさえなければ。 気を持ち直し現実と向き合ったリザベティに襲い掛かる、婚約破棄という更なる悲劇。 あれよこれよという間に次期王妃の座から転げ落ちて国外追放、挙げ句娼婦にまで転落。 しかしその運命に悲観するわけでもなく娼婦になったリザベティは猫の獣人をお伴に、気づけば不細工(イケメン)を侍らせていた。 不細工達(イケメン達)に付属する金貨と権力、そして高価な貢ぎ物を見てリザベティは首を傾げる『あれ?これ傾国のなんちゃらじゃない?』と。 <風光明媚>のベティ、今日も不細工をお待ちしております。

更新:2017/9/22

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作:初枝れんげ

【完結】隣国の人質ですが溺愛され、更に私への母国の扱いに激怒した公爵殿下が罰を下すと言ってます。私は気にしていないので、母国の重鎮は早く謝りに来てください。許す準備は出来てますから、はぁ

カナデ・ハイネンエルフ侯爵令嬢は、ペルニシカ第1皇子の婚約者だったが、貴族の重鎮たちが揃う会場で突如婚約破棄を言い渡され、シルビアという市井出身の聖女に身分や誇りのすべてを奪われる。しかも、その場で卑怯な決闘をけしかけられ、実力主義のブリュンヒルト大公国へ国家反逆の罪をなすりつけられ人質として祖国を追放されてしまう。 しかし昔から古代書に目を通し、また自身への鍛錬(ノブレス・オブ・レージ)を欠かさなかった彼女は、人質でありながらも大公殿下やその親友を助けて感嘆されたり、果ては性別問わず助言することで様々な問題を解決してゆくなどして、実力国家のブリュンヒルト大公国で<<知恵の聖女>>などとも言われ、特権待遇を得るなど、どんどん頭角を現していく。 一方で、人質に出したカナデに引き続き嫌がらせを続けようとするペルニシカ皇子たちだったが、逆に痛い目にあったり、また、実は彼女がいたおかげで政治や産業が成り立っていた母国だったため、ペルニシカ皇子をはじめ、聖女を自称していたシルビアも含め、国家が急速に衰退していき、大きな後悔をすることになっていく。 これは別に目立ちたくない、自分の実力と魅力に完全に無自覚な一人の女性が、残念ながら周囲の様々な男性(大公や公爵や執事、時折女性などなど)に溺愛されながら、周囲の者を時に助け、時に助けられながら、なんやかんや気づけば伝説の聖女になってしまう物語である。 ※追放皇子たちが没落していくのはだいたい第10話あたりからです。 ※カクヨム様でも連載しています。

更新:2021/11/13

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