最後の肉親である祖父を喪い、巴は、齢十二にして天涯孤独の身となった。武家である小早川の当主となった彼女のもとに、赤髪緑瞳の男が現れる。巴の命を奪いに来たのだというその男は、しかし、従容と死を受け入れようとした彼女から、何故か不服そうに手を引いた。その日から、男は連日姿を見せたが、一向に巴を手にかけようとしない。奇妙な、けれども穏やかな日々が静かに過ぎていく。 暗殺者に狙われた少女と、少女にほだされた暗殺者の物語です。
更新:2023/9/3
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人里から離れた所に、空に届くほどの巨大な木々が育つ『大樹の森』があります。 その森の奥の奥。お菓子の家のような、カラフルで可愛らしいちいさなお家がひとつあります。そこには、魔法使いの少女ミリルリ・マリルゥ・シェリーと、たくさんのぬいぐるみたちが暮らしています。 けれども、そのぬいぐるみたちは普通のぬいぐるみではなく、シェリーの魔法によって姿を変えられた魔王や魔物たちで──────
更新:2023/8/5
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魔法の才能には恵まれなかったので、子供の頃からバリア魔法だけを磨いて来た俺は、気づけは国一番のバリア魔法使いになっていた。 かっこいい攻撃魔法も、便利な魔法も、特殊な召喚魔法も使えません。本当にバリア魔法だけなんです。 庶民の出身でバリア魔法だけで出世した俺は、宮廷魔術師の役職と、貴族令嬢の婚約者も得ることが出来た。 順風満帆に見えた人生だったけど、婚約パーティーで婚約破棄され、やってない罪を擦り付けられた。 宮廷魔術師の役職からも追放されたけど、俺が居なかったらバリア魔法が解けるけど、本当に大丈夫ですか?
更新:2023/7/1
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世界には無限の可能性がある。 そしてその世界そのものも無限に存在する。 「∞」×「∞」の答えは何処にあるのだろうか? それを知っているのはその無限に存在している世界の内の一つに住んでいる私達か、それとも他の世界に住んでいる「何か」か……。 そして、これから繰り広げられる物語もその他の世界に住んでいる人々の話。 さぁ、無限の世界へ──。
更新:2023/6/15
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帝国暦397年。それまで、人々が望んでようやく手に入れかけていた安息の光が、次第に黒く淀んだ陰謀の闇へと徐々に侵食され始める。人の思いは何処へ向かい、何処へたどり着くのか。この物語は、過酷な戦乱の渦へと巻き込まれていく、一人の少女の運命を辿った物語である。(小説サブタイトル●は実際のストーリーにはあまり関係のない話です)(小説サブタイトル★は各章の登場人物一覧です)(小説サブタイトル@は挿絵有りです)
更新:2023/4/16
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魔力を使う技術が進歩し、文明が発展した社会。 魔力は多いが、病気のせいでほとんどの魔法をうまく使えない少女、イニアの病気がある時悪化し、日常生活すらままならなくなってしまった。 病気の症状を抑えるために、イニアは幻覚作用と依存性のある鎮静剤に手を出してしまい、次第に乱用するようになってしまう。 鎮静剤に溺れたイニアを助けたのは唯一の友人であるメドリだった。 イニアは気づく。 私……メドリと一緒にいないとだめみたい…… カクヨムにも投稿してます
更新:2022/11/6
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悪魔が頂点捕食者として君臨する世界。 悪魔に抗うべく人類は必死な抵抗を試みるも蹂躙された町や村は数知れず。人類の版図は確実に狭まっていた。悪魔の殲滅を目的とした組織に属する少年リアムと少女アリアは、退魔犬の太郎丸と共に日々悪魔狩りの生活を送っている中で、組織から新たなる指令が下される。 各国に少なくない影響を及ぼしているゼラーレ教会を象徴する三大聖女がうちのひとり、サリアーナ・レダ・セイレーンの下へ向かえとの命であった──。一章完結しました。
更新:2022/10/26
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一見何の変哲もない孤児の少女コスモスには、重大な秘密があった。それは彼女が人々に忌み嫌われる「魔女」であるということ。 魔女狩りから逃れるために、町から町へ、国から国への逃避行。泣き虫で弱虫で臆病者で、魔術は使えても戦う力はない。そんな彼女の運命やいかに? 目指すは痛快な冒険譚。泣き虫の魔女の物語、ここに開幕!
更新:2021/4/13
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