アースキン男爵令嬢であるエーリカは、物語のような恋に憧れていた。身を焦がすような恋。 けれど、同時に、自分の立場と運命を理解していた。 成り上がりの貴族の家に生まれた自分は、いずれ政略結婚をすることになる。家の繁栄に繋がる相手から求婚されたら、自分に拒否権はない。 ただ、それでも、できるだけ自分の意思で結婚相手を選びたい。 そんな折、王家のパーティに家族で招かれたエーリカは、理想とも言える男性と出会った。 ※エブリスタでも投稿しています。
更新:2023/10/19
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サフィスブルク大公女ユリアリーゼは六歳のある日、隣国のジェロイア王国に誘拐されて王太子と婚約させられた。 言葉も分からない異国で不安と悔しさに唇を噛みしめながら、少女は決意する。 抗えない運命ならば、この宮廷で生き延びて、誰にも脅かされない力を手にしようと。 そうして十年、努力に努力を重ねて、やっと宮廷貴族たちにも認められた――――のに。 王太子が結婚式目前に別の女性と結婚した!? それも相手はお兄様の婚約者ですって!? 「姫様、戦争して目にもの見せましょう!」「……いいえ、私たちがやるべきは、婚姻政策(コンカツ)よ!」
更新:2023/10/3
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「――不本意な結婚はお互い様だろうが、まさか結婚式に黒いウエディングドレスで望む花嫁とは。さすがこの国の悪、フィデリス公爵家の一人娘だな」 悪党専門諜報員の家系に生まれたエレノアは、ある日女王陛下に「次期国王となる甥に、『愛』を教えるように」と、冷酷と恐れられる公爵、ディランとの政略結婚を命じられた。 「あなたが立派な王になれるよう、必ずわたしを好きにさせます」 「お前のような美しい女が俺に惚れこみ跪く様は、さぞかし見ものだろうな」 マイペースでワーカーホリックなお嬢様×情緒が死んでる公爵が、お互いを好きにさせようと賭けを始めるまでのお話。
更新:2023/10/1
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イレーニアが留学から戻ってきたときには、すでに結婚の話がまとまっていた。 相手はオルドーニ辺境伯を継いだロベルト王子。旅芸人と恋に落ち、破局したことが原因で、社交界では遠巻きにされていた。 さらに謀反の疑いまでかけられていると従姉妹から聞いたイレーニアは、彼を暗殺してくれないかと持ちかけられる。 結婚式の直前に会ったロベルトからは、条件付きの結婚を提案された。いわゆる白い結婚――書類上だけの妻でいてほしいと。二年ほど我慢をすれば、イレーニアが望む縁談を探してくるという。 嫁いだ先の辺境で、ロベルトが隣国と通じているような証拠を見つけたイレーニア。しかしイレーニアから見たロベルトは、領民の暮らしを良くすることに注力する人だった。 どちらの姿が正しいのか迷ったイレーニアは、暗殺用に渡されたナイフを手に行動を起こす。
更新:2023/10/1
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辺境の小国サイオンの王女スーは、ある日父親から「おまえは明日、帝国に嫁入りをする」と告げられる。 幼い頃から帝国クラウディアとの政略結婚には覚悟を決めていたが、「明日!?」という、あまりにも突然の知らせだった。 ろくな支度もできずに帝国へ旅立ったスーだったが、お相手である帝国の皇太子ルカに一目惚れしてしまう。 絶対におしどり夫婦になって見せると意気込むスーとは裏腹に、皇太子であるルカには何か思惑があるようで……? ※他投稿サイトにも掲載しています。
更新:2023/9/30
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悪役令嬢が実は超常識人の努力家で、婚約破棄を言い渡したアホ王子が惚れたヒロインは、あざと腹黒非常識女?という、異世界恋愛王道ストーリー。 全部で4部の予定です。 →ごめんなさい訂正です。全部で4章の予定で、1章が5~6部程度になりそうです。 第1章は悪徳令嬢が王子に婚約破棄されるシーンからはじまります。 リアリストな大人目線でバッサバッサと切り込み、予想を裏切る展開にする予定です。
更新:2023/9/29
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私リサーリア・ウォルトマンは、父の命令でグリフォンド伯爵令息であるモートンの妻になった。 政略結婚だったけれど、お互いに思い合い、幸せに暮らしていた。 しかし結婚して1年経っても子宝に恵まれなかった事で、義父母に愛妾を薦められた夫。 「承知致しました」 夫は二つ返事で承諾した。 私を裏切らないと言ったのに、こんな簡単に受け入れるなんて…! 貴方がそのつもりなら、私は喜んで消えて差し上げますわ。 私は切岸に立って、夕日を見ながら夫に別れを告げた―――… (全14話) ※誤字報告ありがとうございます。 ※この作品は、カクヨム様にも公開しています。
更新:2023/8/28
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