召使い(掃除婦)として雇われた九十九コヨミが案内されたのは、彼女の家の敷地面積程はありそうな広ーい部屋に、所狭しと置かれたテレビの山。 「主人は、この部屋の全てのテレビが常に綺麗でないと気が済まないようなのですよ」 「それは……画面はもちろん、側面も裏面も全て含めてということでしょうか」 もちろん、と九十九を案内した白ヒゲ執事長は頷いた。鬼畜だ。 九十九が屋敷に辿り着き、十五分。それ以上の説明は不要だと、九十九を部屋に押し込めて執事長は去った。カチンときた九十九は誓う。一泡吹かせてやる、と。 ◆前編後編の二部構成です。
更新:2015/4/26
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『悲しみ』を失った世界。 それは、人の死すらも笑う、狂った世界。 目が覚めたらそんな異世界に召喚されていた平凡な高校生、夢望勇気。笑い、苦しみ、怒り、嘆いた先で、彼はある少女に出会う。 涙を忘れた世界でただ一人、涙を思い出してしまった、世界に取り残された少女に。 彼女のために、自分のために、世界のために、少年は世界を変える旅に出た。
更新:2018/6/7
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「南柯の夢に入るとき」外伝。 大野視点の話です。 (本編を読んでいなくてもわかる……と思います) 天保十二年一月は、グレゴリオ暦では、 1841年1月23日~2月20日です。 この年は閏一月もあり、そちらは、 2月21日~3月22日になります。 ※ 「ア、アタクシだって、がんばれば真面目な話も書けるんだもん!」を証明したくて……いろいろ生暖かく見守っていただけるとうれしいです Σ(ノ°▽°)ノ
更新:2016/12/16
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ぼくと小岩井さんは夢のある妄想が好きだ。妄想が現実になればいいなと思うときもあるし、妄想が現実にならなければいいなと思うときもある。ひとつだけ言えるのは、ぼくらは、夢のない妄想はあまり好きではない。
更新:2012/2/29
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何処にでもいる平凡な女子高生のはずが、異世界に飛ばされて特殊能力に目覚めたせいで周囲から女神様として扱われるようになった『レナ』。 お城で三食おやつ付き生活を送っていたら権力者達の様々な思惑により縁談話が持ち上がる。 「ええー?我十七ぞ?」と困惑するレナと友達ポジションになりつつあるお姫様と婚約者候補の話。
更新:2016/12/31
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絶世の美女を姉にもつ平凡な聡美は、表面上は明るいツッコミ娘。でも内心では最高級品のダイヤモンドのように光り輝く姉に対して、激烈なまでのコンプレックスを隠し持つ。姉の存在のせいで悲惨な人生まっしぐら(現在進行形)故に、自分に全く自信がもてない。メイクに固執し、他人の前では入浴時も就寝時もメイクを落とせないほどの依存症。ついたあだ名が『鉄仮面』。そんな風に自分を覆い隠し、飾り立てる事にのみ執着する彼女が出会ったのは、真偽を見破り鑑定する『宝石鑑定士』の晃だった。自然に惹かれ合うふたりだけれど、聡美の根深い鉄仮面コンプレックスはかなり手強く、ふたりの間に立ち塞がって・・・。 宝石ミニ知識に因んだ恋愛エピソードが進行していきます。読んでいくうちに、あなたもちょっとした宝石通?(笑) 他サイトでも公開しています。
更新:2014/8/20
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「エドワード,貴方を研究所から除名する」 発明家のエドワード・バルテルスには,孫娘がいる。 身を滅ぼすかもしれない程の強大過ぎるスキルを持つ,アリア・バルテルス。 スキルという呪いから彼女を解放するため,エドワードは長年とある研究所に属し,研究を続けていた。 しかし,やがて彼は研究所の罠に気付く。 彼らはアリアの力を利用して,新兵器を生み出そうとしていたのだ。 当然猛反発するが,彼らにとってエドワードは既に不要な存在だった。 このままでは,アリアが実験道具にされてしまう。 残された孫娘のために,老博士のエドワードが取った行動は……。
更新:2018/12/2
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あるところに、祈山という神社がありました。そこには、祈ることを得意とする神様がおりました。 それほど参拝者は多くありませんでしたが、来る人は決まって手を合わせ、自分の幸せを、他人の幸せを、そうでなければ誰かが不幸になりませんように、と祈りました。 神様はそのひとつひとつに耳を傾け、彼らの幸せを祈り、去り行く背中に微笑みを向けました。 いつも、そうしていました。 ──ある日、神社にある少女が訪れました。泣き腫らした目をした少女でした。 (神様、どうか──) これは、ある神様と少女の、一方通行にしかならない想いの物語。
更新:2015/12/22
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少女漫画『雨夜の星』の世界にモブとして転生した鈴木。でしゃばらずに物語を傍観していたけどヒロインも悪役令嬢もなんだか漫画とキャラが違う。 これは言い寄ってくるイケメンには目もくれず部活を頑張るヒロイン(転生者)と悪役になりたくなくて静かに過ごす悪役令嬢(転生者)とストーリーが進まず何がなんだが訳がわからないモブ(転生者)のお話
更新:2017/1/3
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異世界に召喚をされ、女の子の体にされてしまった春火。 そこで、気弱なエリオン王子の花嫁に認定されてしまう。 それと同じくして、王宮では、何者かの影の暗躍がおこっていた。
更新:2014/7/13
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