男爵令嬢のポーレットは幼少期から声が出せない。可愛がってくれない父と継母、妹にのけ者にされつつ、なんとか生きている。十九歳になった時、助けてくれた行きずりの海兵に初めて恋をするが、路地で刺されて命を落とす。しかし、死を境にポーレットにかけられていた魔法が発動した。声が出せなかったのは、母が迫りくる運命を回避するためにポーレットに魔法をかけたためだった。運命の日から二週間、時を遡ると同時に声を取り戻したポーレットは、思い人ランベールに想いを告げようとするが、ランベールは近づいたかと思うと遠ざかり、つかみどころがない。苦戦しつつポーレットは奮闘する。 ※Nolaノベル様にも掲載中。
更新:2023/11/27
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王国大学校。 それは、魔法士を志した者ならば一度は憧れる王国最高学府。 そこに入学出来ただけでもお祝い沙汰。将来は約束されたも同然。 けれど、今年の大学校は例年と少し……いいえ、かなり違っていて。 「こんにちは、今、丁度、紅茶を淹れたところなんです。お菓子も食べますよね? ここの焼き菓子は絶品なんですよ。何しろ、教授一押しの御菓子屋さんですから。好きな所に座ってください」 「え、えっと……わ、私は、き、教授の研究室の試験に……」 私の名前はテト。テト・ティヘリナ。 王国最高魔法士の一角、教授の教え子にして、『剣姫』と『剣姫の頭脳』という怪……こほん。素晴らしい先輩達の後輩です。
更新:2021/3/4
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【第3回カクヨムコン異世界ファンタジー部門 大賞を受賞しました。書籍版15巻 8/19発売。 彼の人生はそれまで概ね順調だった。 貧しい平民の出だったが、努力を積み重ねた結果、並みいる貴族の子女達を押しのけ王立学校を次席で卒業。続く大学校も優秀な成績で卒業予定。 このままいけば、エリートである王宮魔法士の席は間違いない、そう誰しもが思っていた。 いやまぁ、落ちたんですけどねー。残念だなー。 ただ、故郷に帰りたいけれど汽車代もなし。 そんな中、教授に紹介されたのは――公爵家息女の家庭教師。何か胡散臭い気配が……。 これは、平凡な人生を送る筈が、思いがけず腐れ縁と教え子の結託する陰謀に巻き込まれ、強制的にのし上っていく男の物語。 ……どうしてこうなった。
更新:2024/1/6
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姫野優希――ボクの名前だ。 身分は魔法学校に通う極々普通の高校生。 ちょっとした理由があって実家に居辛くなったので、去年からは自由気まま独り暮らしを謳歌中。色々あったけれど、取り合えず順調そのものな学生生活。 ――あの女の子に出会うまでは。 あ、ボクは男です。念のため。
更新:2019/4/13
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作品関連と、どういう思考で文章書いているかをまったりと。
更新:2024/2/20
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ある日、異世界人と疑われた者はあぶり出され、捕らえられ、そして逃れるために暴れ始めた。彼らの力が突然、悪魔を呼び出すようになったからだ。私はそんな未来を待つ世界に、刺客として転生させられた。授けられた力は『交渉術』。それは会話をサポートするだけの外れスキルと思われたが、実は会話相手を思い通りに操れたり、魔獣や悪魔とも交渉ができる有用なスキルだった。私は便利な会話スキルを駆使して、仲間を増やしながら新たな人生を送っていた。しかし世界は私が辺境の街でスローライフを送ることを許してくれなかった。そしてついに運命の日を迎える。様々な意図と思惑に巻き込まれ、周りが敵ばかりの中、私と仲間たちは無事生き延びることができるだろうか。
更新:2024/5/3
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【第3回カクヨムコン異世界ファンタジー部門 特別賞・読者賞を受賞しました】 辺境都市の冒険者であるレベッカは最近、焦りを感じ始めていた。 実家を飛び出して2年。 冒険者としては順調で、それなりに名も知れてきた。 だが――あれだけ簡単に上がった剣術や魔法スキルがこの数か月は ほとんど上がっていない。伸び悩みつつあるのだ。 そんなある日、彼女はこんな噂を聞いた。 曰く『街外れの廃教会に奇妙な男が住んでいる』 曰く『その男は育成者を自称している』 曰く『その男に育成を頼んだ冒険者は今や皆、大陸級である』 余りにも嘘臭い。だけど、このまま悩んでいるならば。 これは、日々穏やかな生活を望んでいる男が訪ねてくる人を 何となく助けている内に、何時の間にやら名前だけが轟いて いく物語。 ……毎日、大陸全土から色々な物が届くけど、どうしよう?
更新:2020/4/13
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僕:最下級貴族の三男坊。学院生活をひっそりと過ごしている。 彼女:大貴族の次女。容姿端麗。成績首席。加えて、性格も良い、僕の幼馴染。小さい頃は仲良しだったが、今は疎遠。
更新:2020/6/11
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長きに渡る人類と魔族の大戦は、8人の英雄によって魔王が討たれたことで終結した。 勇者・聖女・大魔導士・戦士・射手・精霊使い・召喚士・聖騎士。 全員が見目麗しき少女達。 彼女達はあるそれぞれ理由を持って、それを叶える為に魔王を討ち滅ぼした。 ……俺、逃げても良いよね?
更新:2019/8/21
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俺:社会人三年目。 彼女:社会人七年目。同僚(仕事出来る。大エース)+お隣さん+高校時代の同級生。美人 きっかけはふとしたことだった。 高校時代の同級生と偶然、職場で再会して 偶々、隣に住んでいることが分かって ……で、今は。 「雪継~! おーさーけー!! わーたーしーはーお酒がのーみーたーいー」 「……太るぞ」 「あーあーあー! 今! 今!! 二十を超えた女に言ってはいけないことを言ったー!! 罰として、おつまみ追加っ!!」 まぁ、毎晩、一緒に夕飯を食べる仲ではある。
更新:2020/6/6
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