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作:陸海 空

Girl's Attack!:または俺と彼女は如何にして顔を背け合うのを止めて世界とお互いを愛するようになったか

 とある工業会社に務めるターキッシュ・M(モーガン)・橘は、小さい会社ながらも営業マンとして活躍していました。彼は、嘗ての辛い経験や苦しい過去も忘れ、質素ながらも穏やかで平和な日々を過ごしていたのです。  そんな彼の属する会社の一大事業である新エンジン開発が軌道に乗る中、ターキッシュは突然旧友で親友である大学の生物教授”三上”に呼び出され、怪しい実験に協力するよう頼まれたのです。  嫌がるターキッシュでしたが、腐れ縁の三上の頼みを断りきれず、彼の作った怪しい装置に寝そべり、眠るように瞳を閉じました。  ですが、目を覚ましたターキッシュの前には大学の研究室では無く広大な施設が広がっていました。SF映画の如き広大な施設に驚くのも束の間、彼の頭上から巨大なロボットが降ってきたのです。  そのロボットは、ターキッシュを見るなり彼を殺そうと銃口を向けます。しかし、ターキッシュがミンチになる前に、ロボットに数発のグレネードが降り注いだのです。荒れ狂う爆風の中で見上げるターキッシュは、自分を見つめる1人の少女に気づきました。  そして、ターキッシュは自分を助ける少女に導かれ、1機のロボット兵器に運命的な出会いをするのです。  激しく流れる状況へ巻き込まれるようにその兵器へと乗り込み、ターキッシュは迫りくる敵を退けると、訳の解からぬまま戦いだらけの過酷な逃避行を始めることになるのでした。  かわいい美少女いっぱいの”素敵リアルロボットモノ”っぽい戦記小説、「Girl's Attack!」。 見てください!

更新:2022/10/9

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作:ポルタ・ポン

腹ペコ魔法使いの美味しい辺境生活

腹ペコ魔法使いのウォルダー・グラント。 ボルクバルド帝国の北部に領地を持つ騎士爵家の三男として生まれたウォルダーは生まれつき魔神経過剰結合症候群という病気を抱えていた。 成長すれば様々な魔法を使える強力な魔法使いになれるがその多くは成人まで生きられない。 魔神経過剰結合症候群の人間が生きるには大量のエネルギーを摂取しなければならないからだ。 しかしウォルダーが生まれたのは豊かではない貧乏貴族家。生まれた時から満足に食べることが出来なかったウォルダーは腹いっぱい食べるために辺境伯の誘いに乗って辺境警備隊に入隊した。 子供のころから腹ペコなウォルダーは食べることこそ我が人生!!と今日も辺境で魔物を狩る。 辺境の砦で国境警備をしながら今日も今日とて美味しい食べ物を食べるために! 腹いっぱい食べて幸せになるために! バディのエルマーにお世話されつつ魔物が住む森を駆け回る。魔物は狩って食料に、侵入者は捕らえてボーナスの足しに!狩った魔物ともらった給料は全部食料にして楽しい仲間とパーティだ! そんな腹ペコな魔法使いと料理上手な斥候の美味しい辺境生活。 はじまりはじまり~ アルファポリスでも掲載始めました。

更新:2022/9/4

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作:香居

【4月7日より】ありあけの月 暁編【改稿中】

いずれ〝源頼朝〟となる身であろうとも。 〝歴史〟と同じ道など、私は進まぬ。 ──久安三年(一一四七)四月八日。私は、源義朝(よしとも)が三男・鬼武者として産声を上げた。 武士として身を立てられている、父上や異母兄上方の官位は高くなかった。だが家族仲は良く、邸内にはいつも笑顔があふれていた。その幸せを純粋に享受できたのは、物心つく頃まで。 ……これは、本来この世界に在るものか……? ふとした疑問から始まった、出口の見えない疑念と葛藤の日々。それは、九歳の誕生日当夜まで続いた。 久寿二年(一一五五)四月八日。夢にて御神託をいただき、前世の魂が己とともに在ることを知る。 ひとつの体に、ふたつの魂。 違和感の正体はこれかと得心したが、新たな問題が生じる。前世の記憶に『保元の乱』と『平治の乱』があったためだ。家族の名が記された〝歴史〟しかも、死者として。  孤独だった前世の分まで、家族を大切にしたい。だが〝歴史〟と同じ道を進んでしまえば、翌年には『保元の乱』が、さらに四年後には『平治の乱』が起こってしまう。 家族を失わぬためには? 戦を起こさぬためには? 〝歴史〟と同じ道を進まぬためには? 童の身で何ができるのか。 「ありあけの月のように、生きてごらんなさい」 という御神託を胸に、大切な者たちを守るため、私は〝最善の道〟を模索していく── ◆こちらは、先行投稿して参りました『ありあけの月 小話集』の本編です。 ◆ルビや( )表記は補足説明が主です。読み飛ばされても問題ない仕様となっております。 ◆戦や人が亡くなるなどの描写がほんの少し詳細に書かれているお話には、題名に ※ をつけてあります。表現に気をつけておりますが、苦手な方はご注意ください。 この作品は、カクヨム様、ノベルアップ+様、エブリスタ様にも掲載してあります。 ©️ 香居

更新:2022/11/24

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