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作:金時草

西方辺境戦記 ~光翼の騎士~

――此処ではない何処か、今ではないいつか、次元の海を揺蕩う泡沫に出来上がった世界――  剣も魔法も、神も魔神も、秩序も混乱も、オークもエルフも女騎士も。色んなものが、私たちの知らない法則によって存在する、そんな世界の物語。  古代人の築いたローディルス帝国は遥か幾星霜も彼方の神話。  大崩壊を生き抜いた人々が建設した超大国アーシラ帝国もやはり時代の移ろいとともに瓦解して更に数百年。  世界の中心である中原地方は未だ戦乱の真っ只中。  一見平和そうな西方辺境国にも時代のうねりが忍び寄ります。  そんな西方辺境の大国リムルベート王国、その北部にある小さな小さな開拓村の少年達が 「いつか騎士になる」  そう心に決めた時から、物語は始まります。  後世の歴史学者が「最後の混乱期」と呼ぶ激動の時代に生を受けた少年達は、様々な人との出会いと別れを繰り返し、そして多くの強敵と対決しながら成長していくことでしょう。  やがて人々の記憶に残る「騎士」となる彼等の……その成長の過程を語ることにいたしましょう。 <本作品は「小説を読もう」にて公開している物に若干の加筆訂正、話数調整を加えたものです。「小説を読もう」の公開中作品も順次同様の修正を反映いたします。>

更新:2021/10/29

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作:天球とわ

エーテルの夢 ~夢が空を満たす二つの世界で~

【本編完結】 魔力の代わりにナノマシンが大気を満たし、魔法の代わりに科学が高度に発達した世界。だがその科学は魔法を再現するには至らなかった。 ナノマシンの名は『エーテル』。有機物で作られ、人間と共生するそれに高い適正を持った主人公、ハル。エーテルが繋ぎ制御する社会において高い能力を持つ彼も、また科学で適わぬ魔法に夢見る一人だった。 そんな中、クラスメイトのルナの紹介でハルはあるゲームと出会う。内容はよくあるファンタジー。魔法に憧れるハルは、そのゲームに興味を覚えプレイを開始する。その世界に満ちる魔力の名前、それもまた『エーテル』だった。 せめて電脳空間の中だけでも魔法使いを楽しもうとするハル。だがゲーム開始直後に出会った王女アイリが切っ掛けで、そのプレイスタイルは徐々に変化していく事になる。 このゲームは、一体なんなのか? そして、ハルの世界のエーテルとの関係は? その謎が、徐々にハルのプレイを侵食し、ハルは謎に挑んでゆく。 二つの『エーテル』が満たす世界の物語にハルは足を踏み入れた。

更新:2024/5/8

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作:龍央

異世界転移したら飼っていた犬が最強になりました~最強と言われるシルバーフェンリルと俺がギフトで異世界暮らしを始めたら~【Web版】

【第8回ネット小説大賞 受賞!】 「マイクロマガジン社 GCノベルズ」様にて書籍版1~4巻大好評発売中! 最新5巻大好評発売中! 『コミック版、コミックライドにて絶賛連載中!』 単行本1~3巻大好評発売中です! 最新4巻も大好評発売中! ブラック企業で働く広岡巧(20歳)、仕事帰りにコンビニへ寄り自宅へ帰った巧は愛犬レオに好物をあげつつ自分も買って来たコンビニ弁当を食べる。 弁当を食べ終わった巧は風呂に入ろうと立ち上がるが、働き詰めで過労気味だった巧は倒れて意識を失う。 次に巧が目を覚ました時には見慣れない森の中、隣には大きな狼と思ったら、それは巧が飼っていた愛犬レオだった……。 レオは人を乗せられる程大きくなり、しかも森の奥から現れた魔物も一瞬で倒してしまう。 森の中で出会った女性クレアから、レオの姿は最強の魔物シルバーフェンリルだと教えられる。 巧はこの世界が夢ではないかとずっと考えていたが、クレアと話し、レオの強さを見ているうちにようやくここが異世界で、自分は転移して来たのだと悟る。 大きな屋敷を持つクレアに歓迎され、巧は屋敷で暮らし始める事になった。 気付いたら異世界に転移した青年巧と、愛犬レオ。 レオはシルバーフェンリルという最強の魔物になり巧を守る。 タクミは自分にギフトがあるとわかるが、それは『雑草栽培』という能力だった。 ……この能力って使えるの? 仕事ばかりで疲れた巧が、ギフト『雑草栽培』を使って愛犬レオやご令嬢クレアと共に異世界を生きて生活していく、そんな巧の物語。 物語は基本的に、のんびりとスローペースで進行していきます。 1話2500文字前後で投稿させて頂きます。 第103回、『今日の一冊』で掲載されました! ※カクヨム様にも掲載させて頂いております。 2020年9月22日、タイトルに【Web版】を追加。

更新:2024/5/8

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作:藪鹿竹庵

ぼくらの異世界戦争史 ~チートなぼくが戦争を知ったのは二十六。それでもぼくは弱かった。誰も知らない異世界のヒトとエルフの近現代史~

 世の理から逸した魔法、山をも蹴散らす一振り、表裏で世を隔てるような盾。千状万態の過ぎたる力が如何なるものでもたった一つの力に勝ることはない。その力とはまさしく、誰もが持つ心を動かす力である。  その世界にある国は、ずっと昔からよくわからないところと戦争をしていて、今もなんとなく続いている。敵エルフはみんな醜くて、殺しに来るので殺さなければいけない。これからもそれがずっと続く。力があるなら積極的に行使し敵を排除するべきである――。イズミの転生した世界に対する認識はその程度だった。  彼が転生したのは前線から遥か遠い近世の面影すら残す長閑な田舎だった。与えられた力は敵であるエルフを撃つ為の力のはずが、そのために使われることはなかった。その日々はやがて彼に大きな迷いを生み出し、心を蝕んでいった。それからも世界の情勢を何一つ知らないまま先輩転生者のもとで生きるためだけに惰性で依頼をこなし、授かった特殊な力もうまく使いこなせず失敗を繰り返し卑屈な日々を過ごしていた。  しかし、いくつもの出会いを繰り返し、様々な出来事を乗り越えたある日、ついに惰性の日々と袂を分かったのだ。そして、たどり着いた争いの最前線で世界の姿を目の当たりにし、自らに与えられた本当の使命に気づく。  異世界は剣と魔法と神さえも置き去りにして、次の世紀へと動き出す。  謎の多い商人と見目麗しき女剣士、被差別民族の錬金術師たち、英雄の一人娘の魔法使い、目的のない力ある者たち、澎湃たる偉大な領主たち、人から伸びる闇を生きる者たち、そして、敵であるエルフの長たち――人の数だけある野望、信念、迫害、戦争、文化、技術、それら全てがぶつかり合う激動の時代への転換期を迎えたとある世界を、様々な人の目を借りて綴る長編戦記 毎日18時更新。(アップロードしてから翌日18時までだいぶ書き直しています)。 本作は、会話率が高いですが読み応えを重視しています。 鬱々しく始まり、後半に行くにつれ内容も重くなっていきますが、最終的にハッピーエンドを迎える予定です。 長く続いていますが、どこから読み始めても面白いと自負しております。 まだまだ続きますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。

更新:2024/5/8

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作:龍華ぷろじぇくと

ロゼッタ様やりすぎですっ

 OL小柴寛子は40代の大台にのり、見事お局様の称号を手に入れた。  ある日、残業を行っていた時に新人の一人がお疲れ様です、どうぞ。とお茶を持って来たのだ。  まぁめずらしい。と思いながら好意を無碍にしないため、勢いよく飲んだ。そして、死んだ。  お茶に入れられていた雑巾の絞り汁が超化学反応を起こして激毒になっていたのだ。  気が付けば幼き少女ロゼッタとして新たな生を受けていた。  寛子の記憶を持ったロゼッタは、自分が新人たちの話に合わせようとやり込んだゲームの悪役令嬢であると気付く。  このままでは第一皇子に婚約破棄を突き付けられてのデッドエンドしかないと気付いた彼女は、バッドエンドを回避すべく動き出す。  念には念を、彼女の性格により起こす行動の結果が明後日の方向に向かうことなど気付きもせずに。  予定として一章は努力で能力上昇。二章は自分で自由にできるお金を手に入れるために商業開始。三章は王国軍総司令官に就任予定。四章では学園編を五章では群雄割拠編をよていしております。  ※主人公の妄想が爆発、またキーリさんが暴走しそうなのでボーイズラブタグとガールズラブタグを保険で付けときます。

更新:2024/5/8

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