オリアナの恋は叶わない。 彼女の愛する人は、彼女のことを覚えていないから。 公爵家嫡男ヴィンセントは、とても優しく一途で、理想の恋人だった。 当たり前に続くと思っていた最愛の恋人との学校生活は、十七歳の春、二人一緒に原因不明の死という形で唐突に終わりを告げた……はずだった。 気づけば七歳に死に戻っていたオリアナは、今度こそヴィンセントを死なせてなるものかと覚悟を決めた。 「ヴィンス! 会いたかった!」 「人違いだろう」 ――たとえ彼が、オリアナのことを綺麗さっぱり忘れていても。 愛されることは諦めた女の子と、そんな女の子にドギマギしながらも素直になれない面倒くさい男の子の、生きるか死ぬかの魔法学校生活。【書籍・コミカライズ】
更新:2022/4/14
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金無し職無し彼氏無し、さらに腐女子。 「渡辺寧子だな?」 二十六年のこの人生、二次元男子萌え中心に生きていた私を、そう言うなり連れ去ったのは完璧な美形、推定三十歳前後、なぜか喪服の葬式帰り。 遺言とか後継者とか婚約者とか…………面倒くさい事件に関わることになった私と彼の49日間の攻防。(過去に個人サイトで連載していたものを加筆修正のうえ再掲載しています)
更新:2019/7/28
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次期王妃として、幼少期から感情を持つことを許されず、厳しく育てられた主人公アレシア。 どんな時も微笑みを絶やさず、怒りも悲しみも喜びも、その一切を顔に出さない姿を、周りからはドール(人形)と揶揄されていた。 『アルティーノ家のドール』 それが彼女の別名だ。 アレシアは、自分には心そのものがないと本気でそう思っていた。意思のない自分は、言われた通りの人生を歩むべきだ、自分には感情など必要ではない、と。 しかし、ある日突然思い出した前世の記憶とともに、強烈な感情を抱いた。それは拒絶だった。 一度嫌だと思ったら止まらなくなったアレシア。 言いたいことはガンガン言おう。 我慢なんてもう無理。 覚醒したアレシアと喜んでそれに巻き込まれる王子のドタバタラブコメディ(予定)です!!
更新:2024/1/8
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庶子・平民上がりの逞しい雑草、子爵令嬢ココノ・ヒースには憧れの方がいる。国立学園の花、王太子殿下の婚約者レティアータ公爵令嬢である。ひょんな事から仲良くさせて頂くことになったココノはそれはもう大喜びだった。ところが学園最後のイベント卒業パーティーで、王太子殿下が婚約破棄だの虐めの主犯だのなんだと言い出した。理不尽な断罪からレティアータ様を守るため、ココノは立ち上がろうとしたが…あれ、何やら発言内容がオカシイナー!? ※12月16日 出来事の順序の入れ替え改稿を行いました。
更新:2022/12/15
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第二王子であるジェイデンはある日、兄ローガンが婚約を解消したこと、彼の元婚約者である聖女エルビナと婚約するよう告げられる。 可憐で美しく、慈愛の精神に満ちたエルビナ。聖女の鏡のような彼女と接するうちに、ジェイデンは強く惹かれていくように。 (兄上はどうして彼女を大事にしなかったんだろう?) エルビナは誰よりも王太子妃に相応しく、ジェイデンには婚約解消の理由が理解できない。 しかし、婚約してから初めて迎えた夜会の日、王太子ローガンが「その女は聖女の皮を被った悪魔だ!」と叫び始め――――?
更新:2022/10/2
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