三年前の夜のこと、ウィリスサイド地区警邏隊隊長ブラッド・デッカーは、一人の少女に助けを求められた。 彼に救われた少女ケイティは、恩を返すと言い張り警邏隊詰所に押しかける。 甲斐甲斐しくブラッドの世話を焼き、慕う気持ちを隠そうともしない彼女に、彼は複雑な心境を禁じ得ない。何しろ、ケイティはブラッドの娘といってもいいような年頃なのだから。 一途に慕ってきてくれる彼女のことは、愛おしく思う。彼女には、幸せになって欲しい、が。果たしてそれをもたらすのは誰の手であるべきなのか。互いに互いを想いつつ、想うあまりにいつしかすれ違う。 可愛さ余ってもうどうしていいのか判らない、仔猫を持て余し葛藤する獅子隊長の元に、ある日、不穏な報せが…… ※他サイトとの重複投稿です。
更新:2020/6/6
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
恋愛は終わっちゃう。若い頃の恋は終わってしまう可能性が高い。それなら私は、この気持ちを恋とは呼ばない。 幼馴染みの恋愛を目指しました。 何だかんだ言って両思いな二人がジレジレするお話です。 主に主人公ちゃんが焼き餅焼くお話です。幼馴染みくんはヘタレです。でも、やるときはやります。 毎回20時更新予定です。 (演劇部の早苗先輩と竜先輩のお話だったりします。本編、未読可です。)
更新:2014/6/3
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
貴族でありながらウィリスサイド警邏隊副長の任に就くルーカス・アシュクロフトは、任務のさ中一人の少女を救った。可憐な彼女に一目で心を奪われたルーカス。だが、少女は一切の記憶を失っていた。彼女は身元が判らぬままフィオナという名を与えられ、警邏隊詰所に身を寄せることになった。失われたフィオナの過去故に、すぐ傍にいながらも最後の一歩を縮めることができずにいたルーカスだったが、ある事件をきっかけに事態は大きく動き始める。 ※他サイトにも投稿します。
更新:2020/10/31
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
吹きつける雪の中、ネル・マクファーレンは馬車に揺られ、悲しみに沈んでいた。4年前に視力を失って以来、どんな男性も彼女と結婚しようとは思わなくなったのだ。そして今、性悪の従兄・ロチェスターに引き取られ、無理な結婚をするようほのめかされている。もう二度と、ネルの世界に光が差すことはないのだと諦めかけていた……突然現れた『彼』に、助けられるまで。
更新:2016/12/20
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
『運命の赤い糸症候群』 数十年前から突発的に現れた奇病は、世界をある意味で混乱に陥れた。 16歳になる年の4月22日に、左手の薬指に現れる赤い糸。 切れないし燃えない。それどころか触ることもできない。 その赤い糸は同い歳であれば、世界のどこかにいる運命の人に必ず繋がっている。 繋がっている相手とは何があっても絶対に結婚することになり、何があっても幸せになることが約束されている。 互いにアゲチン、互いにアゲマン。 故にそれは、『運命の赤い糸』と呼ばれていた。 そう……それが、天敵のような相手だったとしても──。
更新:2021/2/12
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
彼とふたり、黄昏時の部屋の中。その指があたしの気持ちをかき乱す。アンリ様主催「クーデレツンジレドン」企画参加作品です。 エブリスタにも掲載有ります。 Ⓒ 加純 2019.
更新:2019/5/29
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。