鉄蒸踏機とは、江戸時代のからくり人形にイギリスの蒸気機関をぶら下げたような素朴な歩行機械のこと。ロボットと呼ぶにはあまりに原始的で腕すらついていない。人間の腕のような複雑な動きは、当時世界最高といわれた日本の歯車技術を持ってしても再現できなかったのだ。 このため、鉄蒸踏機の操士は、体重移動による操縦と自分の腕による格闘術の双方を鍛錬しなければならない。その成果を試されるのが年に一度開催される大運動会だ。「鉄武両道」のモットーのもと、全国津々浦々から猛者達が集った…… 明治の青空の下、我らが三四郎を端役として物語が展開する。 ※「キルラキル」を見て、そのあまりの面白さにおかしくなってしまって書いたものです。ですがキルラキルと直接の関係はありません(そのようにしたつもりです)。
更新:2016/7/9
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
もし、エネルギーの主軸が、電気ではなく蒸気のまま未来を迎えたら……。 近未来のロンドン。灰塵と蒸気で満たされたその街には、「ドール」と呼ばれる無敵の少女兵たちがいた。 ドールの一人、アグノラは、仲間と共に重要物資の輸送任務に就く。 だが、輸送用の蒸気機関車が襲われたことをきっかけに、彼女はロンドンが抱える闇に引きずり込まれていく。 コルセットとゴシックドレスに身を包み、蒸気兵器を操る少女兵たちの、キュートでグロテスク、先進的で退廃的な劇の幕が上がる! KACで書いた作品をベースに、魔改造に魔改造を重ねて練り上げたスチームパンクSFです。 もはや原型残ってない。
更新:2019/7/23
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
暇つぶしに見に行ったキャンピングカーショー会場の片隅に置かれていた、古いタイプのホットドッグ販売車。 つい興味を覚えた俺が乗ってみたら視界が真っ白になり、気がつくと異世界へと転移していた。 その車は三千年前に滅亡したドワーフ族によって開発された、ホットドッグを無限に生成する機能付きのチートなホットドッグカーだったのだ。 さえない素人童貞の佐藤友則(さとうとものり)35歳が、ホットドッグカーの助けを借りて異世界で王を目指す物語。
更新:2021/6/23
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
西暦2077年、世界は未だ蒸気の煙に包まれていた。 帝都の少年探偵・川路利史郎は、失踪した財閥令嬢・山羽美千代の捜索依頼を受ける。当初は何の変哲もない事件に思われたが、やがてそれは謎の結社黒薔薇会、帝国からの分離独立を狙う分離主義者、闇を跋扈する異形の怪人、ひいては世界を支配する五帝国、謎の異星種族Dloopをも巻き込んだ、類い希なる事件に発展していく。果たして希代の天才少年探偵は、この難事件を解決することが出来るのだろうか―― ※不定期更新、全50話前後
更新:2024/5/5
評価
レビュー
読んだ
気になる
読んでる
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。
より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
書籍化/コミカライズのタグについて
該当作品の書籍化・コミカライズ判定は、プログラムによる自動判断です。厳密な確認事項でないことをご了承ください。