厳原家へ嫁ぐことになった睦屋桜子。 挙式を控えたある日、親戚の女性達に嫌がらせをされてしまう……。 ついやり返してしまい、当主に呼び出されて?
更新:2020/11/12
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男は思い出せない、隣を歩く愛しき女の名を。 それはこの命に終わりのないことを示していた。 身を寄せて入る男の傘も、壊れて窄めた女の傘も、等しくしとどに濡れている。
更新:2016/7/16
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大正末期の東京。男爵家令嬢柏崎史緒は十六歳。女学校では優等生を演じ、下級生に憧れられるも、二大進路の職業婦人も家庭婦人もどちらか選べず、ご令嬢方にもなじめないまま最高学年になっていた。 始業式、同級生の伯爵令嬢・新条佐和子にカフェーと、そこで行う倶楽部に誘われるが、逃げてしまう。紹介された佐和子の恋人は子爵家の完璧な王子様で、春休み前に失恋した相手だったのだ。 後日無礼を謝ろうとするが、佐和子の変死が新聞で報じられ……そして史緒はあのカフェーで、自縛霊となった佐和子に再会する。 物語の主人公ではなく、シンデレラの魔女になろうとした少女の話。中編。
更新:2013/7/26
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明治維新が終わって五年、一人の女と一人の男は夏の京都を訪れる。 「あっついねえ、三輪っち」 「だから三輪っちって言うなっつーの」 維新を駆け抜けた二人の若者は、古都で何と対峙するのか。時代の波に乗る者、抗う者、されど心意気は涼やかに。 粋な思いを甘味に乗せて。召しませ、物語。
更新:2016/7/6
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ゆるやかに死を待つ女と、女に出会った男の話。(診断メーカーから題材お借りしました) 【公開サイト】 小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n7537dh/) pixiv(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13269824)
更新:2016/5/19
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泰孝と鏡子が見合いをしてから幾つかの日々が過ぎた。新緑が鮮やかな雨の日。泰孝はぼんやりと故郷を、そして鏡子を想う。 ※「梅花の候」の続編ですが単品でも読めます。
更新:2014/5/24
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桜の精霊・春奈は人間に憧れていた。そんな彼女の元に、一人の青年が訪れる。彼は春奈を退治しようとしていた。時は大正、東京上野公園を舞台に、淡い恋物語の幕が上がる。
更新:2010/4/25
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一九〇九年三月。英国政府より命を受けフランス共和国内バスティーユ王国へと潜入することとなった娘、元村アリサは、相棒の日本人探偵、碓氷玲人郎と共に海路バロウィンハーネスを目指す。 しかし穏やかな船上生活の幕開けとなるはずだった貨客船最初の夜、玲人郎が持ち込んだスーツケースから、大切な茶筒がひっそりとその姿を消す。 「わたしが見つけてあげる」と、小さな胸を張るアリサであったが……。 ※星海社FICTIONS「牢獄のセプテット」のスピンオフ短編です。
更新:2016/1/15
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