事故で両親と記憶を失い、叔父一家から疎まれて暮らしている鈴花。 ある日、美貌の異国人・リカルドと、彼がパトロンを勤める奇術師・朔と出会い、叔父の家にあるオルゴールを盗み出すように持ち掛けられる。 彼らの目的はとある隠された財宝で、その手掛かりがオルゴールにあるというのだが……? 一つ屋根の下での三人暮らし。期限は財宝の手がかりが見つかるまで――…… 【全35話・書き終わっています】 ※明治中期以降をイメージしていますが、都合良く創作しております。広い心でお読み下さい。 ※カクヨムにも投稿しています。
更新:2021/12/2
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日露戦争で惜敗した事により現代まで存続する大日本帝国は、明治の時代を生きた男の呪いにより戦争の道を歩み続ける事となる。
更新:2012/3/16
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『前略 貴方様 これから書くことは、全部嘘です。』 意地っ張りの意気地無しが書く、別れ話の手紙の話し。 ※ブログに掲載していたものを加筆修正しています。
更新:2012/3/29
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幕末に新選組の一員として名を馳せた斎藤一は、50歳を過ぎた今となっては海兵隊大佐として佐世保鎮守府海兵隊隊長を務める身だったが、若き日の戊辰戦争の際に会津鶴ヶ城を救えなかったことを未だに思い返して悔いることがあった。 義和団事件が勃発し、北京に籠城している日本人達の中に会津出身の柴五郎中佐がいることを知った斎藤一は、何としても柴中佐を救おうと決意する。 それは、かつて会津藩と共に戦った旧幕府関係者の多い海兵隊の幹部の面々の多くが共有する想いでもあった。 斎藤一は、海兵隊で保管されていた新選組の誠の旗を、海兵本部から柴中佐の下に届けることを託される。 そして、斎藤一は海兵隊と共に天津へ、北京へと向かう。 一方、柴中佐は北京で籠城戦の指揮を執って、義和団の攻勢を凌いでいた。 その下で働くある中国人義勇兵はどうも訳ありの身のようだった。
更新:2018/3/10
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明治五年、東京府四谷。 明治維新後に、街の治安を守るために新しく結成された組織、“邏卒”(現代の警察巡査の前身)に、新人でありながら「小頭」という役職を得てられた人間と、二種類の半獣の部下がいた。 邏卒として街の巡回や警護をする中で、同じ地域にいる別の半獣と出会い、縄張り争いの戦いを始めてしまう。 それは一般人にとって娯楽でしかないが、当人同士は死活問題。体の一部を武器化できる半獣たちの、本気の戦いは終わりを知らない。 ―― 本作は、現代に伝わっている明治初期の東京や邏卒等の史実に基づき、解明されている動物の行動を人間に加え、武器化という非現実的な現象を混ぜあわせた、歴史ファンタジーです。 ※2013年出版社投稿済作品
更新:2014/3/3
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わたくしは、ただ今汽車に揺られております。 上野からの切符を片手に故郷へと、妹の元へと久しぶりに戻る、汗ばむ陽気の事でありました。 帝都の賑やかさから一転、窓からは一面の緑が広がっているのです。 なんだか少し、眠たくなってまいりました。
更新:2015/7/5
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大正時代をモチーフにした世界。ここでは鉱石が薬として取り扱われている。 極楽堂鉱石薬店は鉱石薬を取り扱う店で、女主人の極楽院 奈落が祖父からその店を引き継ぎ切り盛りしていた。 ある日、奈落の女学校時代の後輩、千代が偶然子どもを連れて店に訪れる。奈落を慕っていた千代との話に花が咲くが、節々に違和感を感じる奈落。のちに千代とその夫はうまくいっていない事がわかり、奈落は心かき乱される。そして、奈落と千代は本来タブーとされている女学校卒業後の「エス」−特別な姉妹関係を結ぶ事になる。 ※作中に出てくる鉱石薬は独自設定です。実際の鉱石に同等の薬効がある訳ではありません。 カクヨム・アルファポリスに重複投稿しています。
更新:2020/6/13
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梅花の候。白梅を眺める鏡子の隣に、ひとりの青年が並ぶ。彼は帝大の制服を身に纏い、端麗な容貌をしていた。 ※エセ大正浪漫。帝大生×女学生
更新:2014/3/20
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