我儘な姫として軽んじられるクララベルと、いわくつきのバロッキー家のミスティ。 仲の悪い婚約者たちはお互いに利害だけで結ばれた婚約者を演じる。 ――と思っているのはクララベルだけで、ミスティは初恋のクララベルが可愛くて仕方がない。 偽装結婚は、ミスティを亡命させることを条件として結ばれた契約なのに、徐々に別れがたくなっていく二人。愛の名のもとにすれ違っていく二人が、互いの幸福のために最善を尽くす愛の物語。
更新:2023/9/22
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「シャルル、すまない。君との婚約を破棄したいんだ」 婚約者のアルバートから告げられた一言。 アルバートはシャルルの妹であるエルルカに恋をしてしまったらしい。 エルルカは美貌の王族らしく可憐で愛らしい誰もが振り返るほどの美少女。 それに対し、自分は平凡な容姿で『地味姫』と呼ばれる名だけの王女。 互いに恋愛感情はなかった。けれど幸せな家庭を築いていけると信じていた。 自分の気持ちを押し殺してアルバートの申し出通りに婚約を破棄したシャルルは決意する。 もう決して自重しないと。 こうして彼女は隠していた自分の正体をあらわにする──。 ♢♢マッグガーデン様にて書籍化&コミカライズ決定しました♢♢ ※残酷な描写有りは一部の描写のために入れております。
更新:2023/7/18
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冷酷王と呼ばれる王の元へ、妹の代わりに虐げられた王女は花嫁候補として向かわされることになった。 「――というわけで、私は陛下の求めている姫ではありません。痛いのは嫌いなので、殺すなら一思いにどうか、一撃で殺してください!」 オルテンス・サーフェーズは、そう言い切った。 虐げられた王女のその言葉から始まる、大国の王や王城に務める人々との交流とそこから幸せを紡ぐ物語。 ※ベリーズカフェに完結まで掲載済みのものです
更新:2023/5/12
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宮殿の奥、女だけの宮“貴婦人の棟”で生まれ育った王女サラディナーサ。 ある日、王太子の陰謀で宮殿から攫われ、どこかの邸に連れて来られてしまった。 「無礼者!誰がお前と結婚などするか!」 「この王女様は俺の手には負えない…」 臆病な自分を隠して、強気を演じるサラディナーサ。 アホな上司と板挟みになりながら、なんとかサラディナーサを宥めたい騎士ヴァン。 4日間の拉致監禁事件。
更新:2023/4/17
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