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作:祈

店員は妄想する

更新:2020/9/13

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作:祈@カレーは混ぜたい派

物語に感情移入できすぎて登場人物がピンチの時に何もできない自分に絶望して自殺を決めたらなんかおかしなことになってきたんだが?

主人公――カヴィナのいるこの世界は、剣と魔法のファンタジーな世界……なんて生ぬるいものではない。 ここはとある小説の世界だが、読めば鬱になること間違いなしとまで言われ、コメントに批判の嵐が殺到した小説の世界である。 カヴィナが登場人物の中で大好きな人たちは全員死ぬし、最後は世界の終わりという、ここまでする必要あったかっていう信じられないくらいのバッドエンドで終わるのだ。 『このお話で彼は死んだ。  私がこの場に居合わせることができなかったせいだ』 『彼女は彼からの恋心に気付けず自殺してしまった。  私が此処にいたら必ず救えていたのに――!!』 こんな終わり方嫌だ。 でもこれは物語で、君たちはただの文字でしかない。 私は君たちに何もしてあげられないし、助けてあげられない。 じゃあ、いっそ死んじゃおう。 私の親はクズの中のクズだし、学校も、人生も、そんな楽しくない。 しかもいざ飛び降りてみたら、神様に転生させてもらえることになった。 やってやろう、やってみせよう。 ――物語の結末は、私が変えてみせる! ※このお話はフィクションです。実在する人物・団体とは関係ありません。 ※R15は一応。ただ最近感じてきましたが、ちょっと閲覧注意かも。

更新:2024/3/16

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作:吉田 祈生

そうです、私が異世界召喚の「おまけさま」です。

いつもと変わらない帰り道、気づけば「救世主」として異世界に召喚されていた私、遙宮(とおのみや)ちよこ。しかし神託では救世主は五人で、実際に召喚されたのは六人。どうやら私は巻き込まれただけの、おまけらしい。 見た目は中世ヨーロッパ風な世界なのに、得体の知れない怪物のような生物がたくさんいるこの世界では、正体不明の「魔のもの」による災厄が拡大しているのだそう。 救世を果たすまで日本には帰れないというため、使えることが分かった唯一の魔法を練習しながら、「おまけさま」として救世の旅についていくことに。 しかし日ごとにリアルギリシャ彫刻、ちがった、王太子殿下の距離が近くなってくるのはどういうことですか。あれ、私もしかして世界に危険をもらたす何か持ってたりします? 監視のために王太子殿下自らお出ましに? 見た目怪物の異世界生物たちと交流しながら、徐々に明らかになっていく「魔のもの」の正体、異世界の神様の思惑、……おまけの私にできることはあるのか!? ちょっ、だから王太子殿下近いですって! な、お話。

更新:2024/2/12

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